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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8460)
カテゴリ:詩
俺はあの頃、自分で思っていたよりずっと子供だった。 ただ、今が楽しければいいと、そう思っていた。 愛を知ったつもりで、本当は何も分かっちゃいなかったんだ。 君の優しさに甘えて、君を傷つけた。 君の愛情に甘えて、君を孤独にした。 君が俺に背を向ける事はないと、勝手に思い込んでいた。 俺は本当に子供で、君の事を理解しているフリをしていた。 何も分かっちゃいなかったのに、君を追いつめていることさえも。 俺の愛は君へではなく、自分にだけ向けられていた。 君はそれに気がついていたのに、俺に微笑んでくれたね。 俺はあまりにも子供で、君を傷付けても平気だった。 どうして君を幸せにしてあげなかったんだろう。 俺はその力を持っていたのに。 君の誕生日に贈ったネックレス。 安物だったのに君は大事そうにしていた。 愛しいと思っていたんだ。 それなのに俺は君を傷付けてばかりだった。 俺はあの頃、自分で思っていたよりずっと子供だった。 君の涙の意味を、本当は分かっちゃいなかったんだ。 俺を信じてくれと言いながら、信じていなかったのは俺だった。 どうしてあの時、背を向けた君の肩を掴まなかったんだろう。 どうして愛してるって言わなかったんだろう。 今なら言えるのに、もうここに君はいない。 俺はあの頃、本当に子供で重要な事は何も分かっちゃいなかった。 大切なものを自分から手放した事にさえ、気づいちゃいなかったんだ。 君と繋いだ手の温もりが、本当にいとおしかったのに。 俺は今、やっと愛の意味を知ったんだ。 君がいなくなってしまったのに。 ----- え~・・・また小説ではなく詩を・・・(汗) 何だか最近、繋ぎで詩を書いてるような^^; でも書きたい詩が多くて大変なんです。 てかやっぱ、1日で小説書くのは無理だ(笑) 今回の詩は、いつものドロドロとはちょっと 感じを変えてみました^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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