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テーマ:三国志(505)
カテゴリ:三国志
映画「レッドクリフ」のノベライズ版なので、多少映画と内容が違う部分もありますが、
三国志の長坂~赤壁までを描いてます。 シナリオありきなので、高里さん自身が三国志を描いたら、もっと違った物語が見れたのかも。 戦闘シーンはどこか淡々としていて、物足りなく感じました。 この時代、男尊女卑で女性に関する記述が極端に少ないので、物語がほぼ、 女性の視点で進んでいくのが新鮮でした。 まずは二喬が攫われたところから。 小喬の視線で進むのではっきりしない部分も含まれますが、どうも孫策が二喬を気に入り、 連れて帰ったものの、大喬に「妹には手を出すな」と懇願されて放置されてるところを、 ちゃっかり周瑜が持ちかえったようです(^^; この記述の後、大喬が一切出てこないんですけど・・・。大喬どこ行った!? 孫策が死んだあと、一緒に死んだなんて話は聞いたこと無いけど。 民を連れて逃げる劉備のへたれっぷりは、相変わらず(^^; 関羽・張飛・趙雲の超人っぷりも・・・。 そして、曹操はかなり悪役にされてますね(--; 統治者についていき、土地を捨てる民草は切るのみ!って。 同盟を組むため、呉にやってきた諸葛亮と周瑜が楽器の演奏をするシーンはとても好きです 解釈は人それぞれだし、贔屓の武将や国があると敵対する国はかなり悪者に描かれることも 多い三国志ですが、曹操が一人の女性のために戦を仕掛けるってのは賛同しかねます(--; 息子の嫁にだって手を出そうとする人だし。
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