カテゴリ:ヨ-ロッパ映画
1年に何回かフランス映画を観たくなります。小生が若い頃は、40年以上の前の話ですが、どこかの映画館でフランス映画を観ることができました。当時は、フランス映画を中心として、ヨーロッパの映画は普通に映画館で見えたのです。しかし、小生の住む近辺で、封切りのフランス映画を観るのは不可能。(都市部と田舎の地方では、上映本数がまったく違います。)
たまに大阪へ遊びにいくのですが、なかなかフランス映画に巡り会えないです。こんな状況が、このブログのテーマ、on TV につながっていたのですが、現在の状況では、online に変えた方がいいのかもしれません。この映画もアマゾン・プライムで観ました。 ブルゴーニュ地方のワイナリーで生まれ育ったチャーリー(ジャルリ・レスペール)は、20歳のときにパリに出て、その後、著名なワイン評論家となる。パリの豪勢なアパートや恋人の秘書など、人がうらやむような人生を歩む彼は、ある日、実家のワイナリーが倒産の危機に瀕していることを知る。久しぶりに実家に戻るが、ワイン造りは、家族で行うものと考えている父(ジェラール・ランヴァン)は、家を出て行ったチャーリーを許すことができない。チャーリーも、また頑固一徹な父を疎ましく思い、なかなか溝が埋まらない。しかし、ワイナリーを手放すことは実家そのものを失うことであり、チャーリーは、父や妹の家族を守るためにワイナリー再建に乗り出す。製造に古代ローマの技法を取り入れようとするチャーリー、それを受け入れられない父。二人はぶつかり合い、様々なトラブルを乗り越えながら、いつしか手を取り合うようになる・・・。 とにかく、この映画のいいところは、ブルゴーニュ地方の景色の美しさを映し出しているところ。本当に綺麗。自然や景色が主役だとすると、父親役のジェラール・ランヴァンだけしか知らないという俳優陣は、なかなか新鮮で良かったです。ただ、主人公と隣のワイナリーの娘との恋愛関係がちょっと不自然。フランスでの男女関係は、小生のような古い日本人の感性では理解できません。 小生も、こんな綺麗なところで住んでいませんが、山村人。ミカン、ぶどうと作っている作物の違いはありますが、農作業を通じた、主人公やその父親、妹夫婦の思いに大いに共感でました。 67点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.10 04:59:09
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