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NHK出版から5月にThink Simpleという本が出された。 著者のケン・シーガルは、スティーブ・ジョブズのもとで 「Think Different」キャンペーンに携わり、iMacの命名者でもあるクリエティブ・ディレクター。 かれは、アップル社発展の鍵は<シンプル>にあるとし、 それがジョブズの哲学でもあり、製品にもそれが表れ、組織の生産性を高めることに つながっていると指摘している。 例えば、会議には少人数で臨み、短時間で終わらせるというスタイル。 あるとき、ジョブズが知らない女性が会議に加わっていた。 冒頭「君はなんでここにいるのだ?」と尋ねると、女性は その日の議題のプロジェクトに加わり、「出席するように言われたから参加した」、 というような答え方をした。ジョブズは即座にその女性を退出させた。 多くの大企業なら、肩書や温情で会議の参加メンバーに加えられることがあるかもしれないが、 ジョブズは、いっさいそれをしなかったという。 シンプルさを実現し、スピーディにことを進めていくには厳しさも必要ということだろうか。 いま、日本の企業や団体に、そういうシンプルさはあるのだろうか。
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