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3日ぶりのお風呂
本当にありがたかった これくらいの我慢だけでお風呂に入れたキムコ☆はそうとう恵まれていると思います でも、顔も洗えていなかったキムコ☆のほっぺは 赤く湿疹が出てしまっていて 姪っ子に「どうしてキムコ☆ちゃんはほっぺ赤いの?」と突っ込まれました。。。 久しぶりの温かい部屋での温かいご飯 すごく美味しかった 兄弟の優しさに本当に感謝しました そして、初めてゆっくりとテレビを見て 想像以上の震災と被害の大きさに言葉を失いました そして、ただただ涙が出てきました 被災地の方がどういう状況なのか一番知りたいと思うのに 実際被災地ではテレビも見れないし 欲しい情報がなかなか得ることができないのです 津波被害にあった方は特にそうでしょう メディア、特にテレビの限界に虚しさを覚えました テレビ局の、特に報道部員の使命感はテレビ局で働いていたのでよくわかっているつもりです 昼夜休みなく現実を伝えるために身を粉にして頑張っているはずです でも、一番伝えたい人に伝えられない現実… どうしようもないのかもしれないけどすごく虚しくなってしまいました この日の夜、地震後ようやく眠ることが出来た気がします。。。 そして、自宅周辺ではまず電気が復旧したと友人がメールで教えてくれました 震災4日目から山形の避難生活が始まりました 山形は食べ物も無いものはないけど、ある程度何でも手に入りました でも、ガソリンだけは不足していました ガソリンを入れるための何百メートルもの車の列 兄はガソリンを入れるために朝の4時に起きて スタンドに並んでも入れられないと嘆いていました でも、これは買占めではないんです 東北地方は生活するために車が欠かせないのです 兄も車で30分以上かかる職場に通っていますが 公共の交通機関が無いのでしょうがないのです そして、3人の子供を保育園に送り迎えもしなければいけない ガソリンが無いと、何もできなくなってしまうのです 被災地に優先的にガソリンを…これはあたりまえ でも、自分たちも生活の為にはガソリンを得なければいけませんでした このガソリン騒動は10日位続いてようやく落ち着いたそうです キムコ☆と息子は、すぐにでも実家に帰るつもりでしたが なかなか復旧しないJRと計画停電の影響で 思いもよらず1週間も山形にお世話になることになりました 共働きで子供3人を育てている兄夫婦ですが そんな中なのにいやな顔一つせずにキムコ☆達を迎えてくれた兄夫婦には 本当に言葉ではいい表せないほど感謝しています おにいちゃん、ありがとう!!!!!! キムコ☆の実家青森へ帰るには 高速がまだ不通だったので 山形から庄内地方の鶴岡までバスで移動して 電車で秋田市へ また電車を乗り換えて秋田から青森というルートしかありませんでした 大きな荷物と息子を抱えて 妊婦のキムコ☆が移動するのは無理だと 両親が山形まで迎えに来てくれることになりました まぁ、両親が居てくれたほうが色々楽かな?位に考えていましたが 実際移動してみると両親が来てくれて本当に助かりました この、バスと電車を使った大移動 なんと9時間半もの時間がかかったんです!! 2歳の子供には我慢できるはずもありません。。。 最初のバス移動は眠ってくれたのでおとなしくしていたのですが その後はもう大人3人がぐったりする位の暴れっぷり… 最終的にキムコ☆が乗り物酔いしてしまって使い物にならなくなってしまい 両親が息子を見てくれてようやく長旅が終わりました キムコ☆は被災はしたものの親兄弟に助けられて 幸いにも不自由なく生活することが出来ました でも、仕事のある旦那様は仙台に戻り 水もガスも無い中で生活をしていました(先ほどガスが復旧したと連絡ありました!) それでも、まだ家もあって家族も無事でというのは幸せなんだと思います 沿岸の地域の被災者の方 福島原発の付近の被災者の方 まだまだ日本中の、世界中のみなさんの支援が必要な方々がたくさんいます 家族や、住む家、思い出の品もすべて失う…想像してもしきれないくらい悲しいことです でも、未来に向かって頑張ろうという思いを抱いている方ばかりだと思います そのために、今私たちに出来ることが何かあると思います 寄付をする ボランティアに参加する 節電、節水をする 出来ることでいいんです 何か一つ始めて、それを継続していきましょう!!! 歌手のサカモトサトルさんが 「エコって選挙と似ている。自分の一票じゃ何も変わらないって思うかもしれないけど、その一票が集まって世の中を変える。エコも同じ。一人の心がけが大きな力になる」 みたいなことを言っていました そうですよね みんなが節電をすることで計画停電も回避できるんだ! 今回の震災は、大きな傷を東北、日本にもたらしました でも、東北は必ず復興します! だって、東北魂があるから!!! 必ずあの美しい海岸風景が戻ってくると信じています そのためにキムコ☆が出来ることは何でもしたいともいます 今は妊娠中ということもあり自分の足で何も出来ないのはすごくもどかしい でも、自分に出来ることがあると信じて小さなことでも 取り組んでいこうと思います 復興までの長い道のりになるかもしれないけれど 報道が少なくなったとしても 助けを求めるたくさんの人たちがいることを忘れないでください!! 最後に、被災地で懸命に働いていらっしゃる 自衛官のみなさん 警察官のみなさん 消防署のみなさん アメリカはじめ世界各国からの支援隊のみなさん ボランティアの皆さん 各地で支援を呼び掛けてくれているみなさん 本当にありがとうございます 皆さんへは感謝しても感謝しきれません!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月01日 17時51分34秒
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