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親友K子ちゃんの影響で、すっかり歌舞伎にはまってしまった私。歌舞伎座が取り壊される前にぜひ歌舞伎座に行きたいと夫婦ともども大好きな「元禄忠臣蔵」を観に出かけた。ちなみに夫は、これが歌舞伎デビュー。私は、初めて自分でお金を払って行く歌舞伎となる。
通常お昼の部は午前11時から午後16時までで全ストーリーが完結するのだけれど、忠臣蔵は、あまりに長いお話なので、前後半に分けてみないと終わらない。夜の部は、16時半から21時10分まで。2日に分けて観ることも考えたのだけど、1日で見ようということになり、でも予算の関係もあって、お昼の部は3階席で観て、お弁当も席で食べる、夜の部は、1階席で観て、食事処での食事をいただくことにした。 今回の忠臣蔵のみどころは、大石内蔵助を團十郎さん、仁左衛門さん、幸四郎さんの3人の役者がシーンごとに演じるところ。人によっては、「あまりよろしくない」「歌舞伎らしくない」という批評もあるようだけど、浅野の切腹の場面では、感動のあまり夫は、いきなり泣き出すし。夜の部では、私がグスン。歌舞伎初心者の私たちは、行けるだけで満足で十分堪能できた。 そうそう、ハプニングがあった。 会場が少し遅れて、「何かあったのかしらね」「どうしたのかしら」などと、入口前に並んでいた人たちも口ぐちに話していたのだけど… 3階に上がる階段のところに警備員のおじさんが立っていて「今、東側のトイレは、全部使えません。西側のトイレを使ってください」と 言われたので、開演20分ほど前に、「トイレでも行っておきましょう」と思って、言われたとおりに西側のトイレに並んでいたところ、 係員の人が血相を変えて入ってきて、水道管のトラブルで、歌舞伎座内のトイレが1階から3階まで全部使えなくなってしまったとのこと。 みんな、「どうしよう?!」という表情で右往左往。どうしても行っておきたかった私は、とっさに歌舞伎座前の東銀座駅の構内の トイレに駆け込んだ。トイレに着くと何人かはすでに歌舞伎座から来た人がすでに列を作っていて、みんな腕時計を見ながら、そわそわ。 私も列を作った人と、「間に合うか、気が急きますね」「こんなことは、初めてよ(多分、常連さん)」なんて会話も交わしつつ。 東京マラソンでにぎわう道路の下で、トイレに向かって一目さんに走る人々って…(笑) 着物姿の方とかも汗ばみながら駅のトイレにダッシュって感じで、駅の人は何事かと思われたことでしょう。また、小走りにでも行けた人はいいけれど、 高齢の方とか、東銀座の駅にトイレを思いつかなかった方は、どうされたのろう。1回目の休憩までには復旧したけど、今度は電気がつかず、非常灯の うす明りの中という風情あるトイレに(笑) 結局この日は、午前11時から夜の21時過ぎまで1日中歌舞伎座の中にいたけれど、今度は、5月には後援会にも入っている歌舞伎通の友人と行く予定。 私は私で、歌舞伎会に入会。これから大人の世界?を知るのね(笑)。きゃ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月26日 12時00分08秒
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