学習支援サークルで『発達保障講座in下松』へ
この土日に、DonMin学習支援を考える教師のサークルで、『発達保障集中講座in下松』に参加してきました(^-^)
今回のテーマ『子どもの発達的理解』についた、サブテーマ『可逆操作の高次化における階層‐段階理論』とは何???…参加者にとって、深く専門的な講義で難解ではありましたが、
キーワードは『発達理解の方法』…DVDでたくさんの子どもたちの活動を見せて頂きながら、この理論の視点での解説を聞くと、
その子どもの発達とその活動の意図がよく分かって、「そうか~そうなんだ~!」と思わず呟き、画面の子どもが可愛くてたまらなくなりました。
映画『夜明け前の子どもたち』で、今は亡き、田中昌人先生のナレーションの声とご本人のお姿を観て、この40年の発達研究の奥の深さが人間理解の深さと重なりあっているんだと思えました。
以下、メモ…
○ヒトの『発達』=できることが増えることではない。
○どの子も等しく、乳児期前半(約半年まで)・乳児期後半(1才半まで)・幼児期(9,10才まで)の3つの発達の階層を発達していく。
○発達の主人公は子ども自身。「可逆操作」という自分自身を変えていく力で、自らが節目を飛躍して次の階層へ進む。大人は引っ張ったり押したりするのではなく、その子が自分の持てる力を最大限に出せるように環境を作る。
○発達検査の数値は、個人の発達ではなく、人と比較したもの。発達は、(前の)「自分自身と比較されるべきである」…イタール
詳しい内容は、人間発達研究所へ(^-^)
http://www.j-ihd.com/
充実した10時間でした。参加者でこれから復習しながら、目の前の子どもたちを理解して行こうと思います。