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カテゴリ:冬そして
JFの熱は終わり、だと思う。昨夜は寝る前にタイラノールを飲んでそれきりだった。夜中咳き込んで起きたが熱は大丈夫そうだ。
ドクターのオフィスで2回も呼吸器でのトリートメントがされ、今日から、ステロイドの飲み薬も5日間飲むように指示された。JFのインヘイラーはAlbuterolといって、ウイルスによって炎症を起こしてる肺の筋肉をリラックスさせる薬だったらしい。それでもきょう、まだ肺のゼイゼイする音が昨日とあまり変わっていない為、さらにステロイドの飲み薬も処方された訳だ。ステロイドでその炎症を治療するらしい。また明日チェックに来るように指示され、こんなに頻繁にチェックされるのも今回が始めてだ。 プリスクールに電話したらクラスの半分お休みしてるとのこと。 昨日も今日も同じナースがJFの担当になった。短い金髪をジェルで立て、昨日から気になってはいたのだが、まゆげに4つピアス。耳には8つ所狭しと並んでる。数えてしまった。ヒラ~としたスポンジボブのウワッパリを羽織っていらっしゃる。糊の利いたパリッとした白衣と白タイツのナースのイメージからは程遠い。日本から来たばかりの方にとってはショックかも、なんて私の心うちを知るわけもない。 夕方ガソリンを入れて大通りに出ようとした時、ラッシュ時でなかなか出られそうになかった。信号で止まっていて、入れようとすることはそんなに難しくないのに、こちらに気づいていない振りをする車が殆ど。すると、黒いボロの車がどうぞと手で合図してくれる。それは、アフリカンアメリカンの男性。ありがとうと手でお礼をして入れてもらう。彼は今日の私のエンジェルだ。 何年か前、娘をレッスンから連れて帰る途中、何台もの車がなにか合図をしてくる。よく分からないまま運転を続けていたら、小型トラックの運転手が手を出して止まるように合図してくる。不安なまま車を路肩に止めると彼が私のタイヤがパンク寸前だからと教えてくれた。彼は仕事帰りか、ペイントにまみれたジャンプスーツを着ていた。 ”スペアタイヤある?” ”多分” 彼は自分の車から道具を出して不安に立ちすくむ親子を横にしてタイヤを変えてくれた。 お礼がしたいから住所を教えて欲しいという私に、そんな必要はないからとサッと車に乗って去ってしまった。 家に帰ってその事を旦那君に伝えると、ネバー、エバー、車からそんなに簡単に出てはいけないと散々説教をされ、以後携帯電話を持つようになったわけだが、あの日の彼もエンジェルだったと思う。 今回JFが予想以上に大変でしたが、みなさんがいろんな助言をして下さって心強く感じていました。また、よくなることを祈って下さったその想いは海を越え、寒い冬の空を越えこちらに届いています。たくさんのエンジェルさんに、感謝してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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