|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ザック君は今から22ヶ月前にサッカーのゴールの下敷きになって亡くなった
小学校1年生になって間もない10月の出来事 試合が終わって友達とふざけてゴールに登って遊んでいた 母親の 「登っちゃダメよー!」の声と同時にゴールがザック君の頭を直撃したと聞いている 救急隊員が駆けつけた時にはすでに息を引き取っていた サッカーのネットの子どもの事故はそれから4件アメリカ国内であったそうだ ザックの父親はカンボジアからの移民してきた両親をもつアジア系 母親は白人でふたりは大学生の時のスキートリップで知り合ったそうだ ザック君が亡くなって2ヶ月後に 彼らと話す機会があった ザック君のお姉ちゃんの為を思って力を振り絞ってダウンタウンで毎年恒例の サンクスギビングのパレードに来た時だ お母さんの心の痛みが笑顔の影に見えた 一緒に食事をした時に ザック君のことを過去形で話をしなければならないことに戸惑いながらも 彼がどんなにおちゃめでわんぱくだったか話していた アジア系のお父さんに白人のお母さんということも手伝って 私はザック君に自然と親しみを覚えた あの時お母さん、ミッシェルは ワインを何度も口にしながら 時々バスルームに消えて 目を真っ赤にしながら 「実はもう一人これから子どもを産みたいと思っているの」と私に言った 「娘はいきなり一人っ子になってとても戸惑っているし ザックのことでみんな傷ついている 決してその傷は癒される事はないだろうし、ザックのことは忘れたくないし、みんなにも忘れて欲しくないの でも、悲しみに沈んでいる私たちをザックは心配していると思うのよ。 私たち家族には、それは主人の両親、私の両親も含めて何か希望が必要なの、でも、見て、私今年で42才。不安だけど、今しかないでしょ、もし妊娠出来るんだったら。」 ミシェルはそれからしばらくして妊娠して 昨年12月に女の子を産んだ 彼らを知る多くの友人、知り合いはその新しい命の誕生の喜びを分かち合った ザックはオレンジ色と赤色が大好きだったので 今年彼らはオレンジ色のリストバンドでファンドレイジングし始めた 彼らのミッションは 「サッカーのゴールでの不慮の事故撤退」 そうすることでザックはいつまでも彼らと共に生きる サッカーのゴールは常にアンカーで地面に打ち付けてなければならないことを 全国のサッカープレーヤーに、サッカー協会に知ってもらい、義務づける運動をしながら、 ザックという サッカーが大好きでわんぱくでオレンジ色と赤をマッチした服を着たがった 小学校1年生がここに生きて たくさんの笑顔と愛を与えてくれた事を覚えていて欲しいのだ 「世の中は常に変わっていろんな変化があります。私たち家族はザックを失ったけれど、新しくベイビーが与えられたこともその変化のひとつです。けれど、変わらないのはみなさんの私たち家族へ対するサポートと愛。だから私たちは今こうしてここに立つことが出来るのです。心から感謝しています、ありがとう」 (ミシェルのスピーチより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|