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我が家のニューイヤーズ・イブの夜
長男が何を思ったのか フツーの長方形の紙にふたつ穴を開けてそれをお面のようにして被り 手にはスティックを持ち そのスティックには「2006年」の張り紙がついていて リビングに登場して 「アイ・アム・ツー・サウザンド・シックス・マン」 「ツー・サウザンド・シックスマン・イズ・ヒヤー」 と踊り始めた 負けじと末っ子も2006年の絵を描いて それを割り箸に張ってマーチを始めた なんだか興奮しているようだったが それには理由がある 先日観ていたケネディーセンターでのアーチストたちの表彰式でティナ・ターナーが出ていて それを「いいなあ、やっぱりティナ・ターナー、キャー」と恥じらいもなくワクワクしてしまったのだが その授賞式では彼女が歌う事はなく アル・ジャローや(彼がオリジナルで歌った曲)、ビアンセ、あとクィーン・ラティーバがティナ・ターナーの曲を歌って彼女を讃えたのだった 「ティナ・ターナーが歌うのを聞きたかった、、、、」 「やっぱ、ティナ・ターナーが歌った方が良いよねっ!!」 絶対的に彼女の歌声が聴きたくなり 彼女の曲をダウンロードしようと検索していたら彼女のコンサートのDVDがあることを発見して、迷わず注文した。 そしてそれが昨日、ニュー・イヤーズ・イブに届いた 夕食の時 「ご飯を食べ終わったら、みんな洋服を着替えてね。ダンシングクローズを着てティナ・ターナーのDVDを観るんだから」 との異様な母親の発言に まともに反応して、 長男の「ツー・サウザンド・シックスマン」登場になったのだ わたしは冗談のつもりだったが 結構気合いが入っていた事は確かかも 我が家の大晦日はティナと一緒にカウチの上で揺れた DVDは彼女の60歳のバースデーの時のものだったのだが エネルギーに満ちて パンチが効いて 足がはち切れんばかりに美しくて 8cmはあろうかと思えるヒールを履いて 舞台狭しと踊り歌う その歌声は昔のビデオクリップのものよりうんと張りがあって艶があって 良い!!!! カッコいいよ、あの人。うん。 彼女は年を重ねたその分魅力的になっている 内なる確かな核をしっかり掴んだ満ち足りた何かが溢れ出ている 美しい人だと思った さて、新年の朝もジンジャーに起こされて始まった 外は新年にふさわしく 真っ白な雲の合間に薄く青空も見える 子供の頃に感じた 新年の清々しさが あった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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