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ハロウィンの飾り付けは翌日には見事に片付けられたようで
カボチャはまだ玄関に残っていてもハロウィン用の電飾はパッタリ収まった クリスマスの電飾のように1月の半ばも過ぎてもそのままのようなことはないようだ 年々ハロウィンもかぼちゃのみではなく オレンジ色のライトで玄関を飾ったり ミイラやらでかい蜘蛛やら 毛を逆立てた黒猫、ドブネズミ、妖怪等の人形が派手に飾られるようになった 我が家の近所にはなんと3ヶ月もかけてハロウィンの装飾をした家があって 確か3万ドルも費やしたとか。 テレビ局もやってきて大騒ぎだったらしい その情報をいち早くキャッチした末っ子に連れられて ハロウィンの当日その家を訪ねてみた 新築の家の通りに面した二階の大きな窓3つから 白いお化け、骸骨の人形が中で揺れている姿が見え ハンテッドハウスだ~と唸る 屋根から吊るされたロープには首がちぎれたような人形 白いロープをまとった白骨化した女の死体など 計5体程がぶらさがる、、、。 フロントヤードは何色にも照らされた数えきれない程の墓石、 ドラキュラが寝ていると思われる棺などで埋め尽くされ 灰色の煙がもくもくと上がっていた 玄関の両脇にももちろん気味が悪い人形が飾ってあり 小さな子はドアベルを鳴らせず親が代わって鳴らしていた 怖~いバックグランドミュージックも流れ 「ほほう~」とまた唸ってしまった よくもまあと感心/飽きれて見学した 末っ子にキャンディをくれたその家の持ち主は 黒髪の長い白人の女性で くちびるには黒のリップスティクが塗られていた またまた「ほほう~」となる この人をこれまで見た事はあったのかもしれないが(ブロックパーティで)話した事はなかったし 気にも留めた事がない人だった しかし ハロウィンも終わって2日経ったけさ その人が子どもをバス停まで送って来ている姿をみかけた 学校へ行く年齢の子どもと赤ちゃんに近い子どもがいるらしく 歩いて2分程のバス停に車で出掛けて来ていた 「ああ、この人だったのか」と。そういえば、これまで小さな子どもを車に座らせてシートベルトを締める後ろ姿はよく見ていた。 きょうは後ろ姿ではなく斜めからその人の顔を見たので、「あのハンテッドハウスの家の人だったのかあ一」と一致したのだ。 そして その斜めから見えた彼女の唇は 黒かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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