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今年最後のブログが Degree Mill ネタってのもなんだから、
もっと最後っぽいネタを・・・。 実は今年は初めて一年丸々日本に帰らなかった。最後に日本に 帰ったのは去年(そろそろ一昨年ってことになるな)の夏。 ってなわけで、2006年の日本を肌で感じることはなかった かわりに(?)BIGLOBE で国内10大ニュースを見てみる。 10位「日本の人口、減少局面に」 長い目で見ればかなり深刻な問題だよね。個人的には最終的に アメリカに残るか、それでも日本に帰るのかを考える時に 考慮に入れざるをえない問題。 9位「小泉首相、終戦記念日に靖国参拝」 事の善し悪しはともかく、一本筋は通ってたってことだね。 そういえば、エルビスプレスリーの家にも行ったな。 8位「荒川、トリノ五輪で金メダル」 全く実感なし。アメリカってオリンピックぜんぜん盛り上がら ないんだよね~。 7位「秋田で子供の連続殺人事件」 ワイドショーにはもってこいの事件だったな。例によって 演出過剰のおどろおどろしいBGMが流れる中、レポーターが 深刻な声で「現地の今」をレポートする映像が容易に想像 できる。 6位「いじめ自殺、福岡など各地で続発」 いじめは日本の文化の一部だと思う。今も昔も未来永劫、 そしてどの世代でも、つまり子供に限らず大人同士のいじめも あるし、根本的に日本の社会構造がかわらない限り絶対に なくならないだろうな。アメリカにいると日本の年末報道番組 のビデオが蓄積していくんだけど、どの年のものを見ても 「今年もいじめが・・・」と言ってるし、ほとんど正月に 「モチをのどにつまらせ・・・」というニュースが流れるのと 同じ感覚。 個人的には「なくす」よりむしろ「あること」を前提に 対策を考えたほうがいいと思う。なくす努力なんて 砂漠に水をまいているだけのような気が・・・。 5位「紀子さま男児出産」 多くは語るまい。皇室の存在が日本の「報道の自由」の スコアをぐんと押し下げているという報道は海外でしか 流れなかったのかな。そうえば、皇室ゴシップ系の出版物も 日本じゃ翻訳本すら出版されないんだろうな。 4位「3知事が汚職・談合で逮捕」 「いじめに同じ」ってかんじかな(爆)。いつまでたっても なくならない(笑)。そういえば田中前長野県知事が選挙に 負けたのも今年だっけ? というわけで、長野も逆戻りして るのかな。まあ今年は「復古の年」だったとも言われてる みたいだったし。「正社員」「年功序列」「終身雇用」。 バブルの頃は全て「悪」とされていた存在だな。 復古の年といえば、年末になってこんなニュースも。 「学歴、就業への影響拡大・労働政策研が報告書」 あれだけ「悪」とされていた学歴社会がむしろ強化されて いるってこと? 個人的にはこれから大学の二分化も 進むと思うな。旧来の大学としてのプレゼンスを維持する 大学と、半ば専門学校的な大学。まあ、このあたりは アメリカの Research institution と Teaching institusion の住み分けにそっくりなわけだけど。 そういえば、教育基本法改正案のたたき台になった 答申(?)の内容を見て、少なくとも教育システムの 部分については「『アメリカのそれを模倣する』の一言で 足りる内容だな」というブログもアップした。 3位「日銀が量的緩和解除、ゼロ金利解除」 アメリカだったらただ単に定期預金に預けているだけで 4~5%の利子が・・。「ゼロでなくなった」というだけで あいかわらず日本に預金をおいておく価値はなし。 2位「安倍政権発足」 マニア(?)としては、「海外留学歴」をきれいさっぱり 「消去」したことが相変わらず頭にこびりついている。 まあ、どーでもいいことなんでしょうけど。 1位「堀江前社長、村上前代表の逮捕」 ITバブルの終焉ってやつ? 彼等にはもうちょっとがん ばってもらいたかったような。ちなみに堀江社長の逮捕が 国会で安倍さんと耐震構造偽装の関係者との関係の審議の 日にばっちりかぶっていたのが未だに印象に残ってるな。 ちなみにアメリカの大学の基金が村上ファントの原資の 一部になっていたというのも日本の人にとってはそんなに 関係のないニュースだから、あまり知られていないかもね。 そしてついこないだ気になったニュース。 「『六本木ヴェルファーレ』 1月1日未明で閉店」 ザウスが消え、ワイルドブルーヨコハマが消え、そして ヴェルファーレもか。もっともヴェルファーレがオープン した時は自分はすでにアメリカにいたから、むしろ ジュリアナのほうが実感あるか・・・って、ふるっ。 というわけで、なにはともあれ今年も一年おつき合い ありがとうございました。このブログはどこまで続くか わかりませんが、来年もどうか見捨てないでよろしく おつき合いしてあげてください(爆)。 では、よいお年を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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