ＣＡＴのアメリカ東海岸留学

「豪で日本人留学生逮捕、女性盗撮の疑い」

単純に恥ずかしい。３４歳留学生というあたりも謎。

「アフリカ人としてのアイデンティティに揺れる白人系
アフリカ人たち - 南アフリカ」

黒人（Black）をアフリカ系アメリカ人（African American）
と言い換えるといった「political correction」がいかに
表面的なものかを皮肉るのに、例えばアフリカからアメリカに
逃げ出してくる「彼等（白人）」も「African American」
だよね？というジョークがある。

「求人の年齢制限禁止　与党協議会で合意へ」

これも「political correction」の一例？元から断たないで
表面だけ取り繕うとむしろ面倒なことに。

「年齢制限禁止に実効性を持たせるため、年長フリーターなどの
若年層と働く意欲のある高齢者層を別にして効果的な方法を検討
する」なんて書いてあるけど、それこそアメリカの affirmative
action みたいに「雇用者の○○％は特定の年齢層（例えば
３０歳以上）にしなければならない」などと、（責任がはっきり
しちゃうから）日本のお役所が大嫌いな「数値目標」でも掲げた
上に、厳しい罰則でも設けない限り「年齢差別（区別？）」と
いう文化に染みついた雇用習慣は乗り越えられないような。

さらに反対派（企業サイド）に肩入れしておくと、逆に万が一
そんなことをしたら確実に国際競争力はガタ落ちになると思う
けどね。（そしてグローバルな会社だったら雇用を海外にシフト
させるだけ。）

脇道にそれるけど、例えばこんな記事

「“国際同棲”が独女に人気。いいとこ取りの選択とは？」
「外国人男性は、決して女性に年齢をたずねることはない。『僕が
好きなのは今のヨウコだから 年齢は関係ない』って。泣きたくなる
くらい嬉しいですね」とヨウコさん。（記事内より抜粋）

を読んでも「年齢をことさらに気にする文化」は相変わらず脈々と
息づいているよね。

かたや、職探しをしている立場からすればむしろハタ迷惑な話。
上に書いたくらいの厳しさで徹底されないのであれば、むしろ
「どうせ内々にまず年齢でふるい落とされる」ところにも知らずに
応募することになる。はっきりいって労力のムダになりそうな・・。
「自分は年齢で落とされる」と事前にはっきりわかってた方が
まだスッキリする。

そして年齢で振るいにかけることは、大きな視野に立てば決して
「悪いことばかり」ではないと思っている。