ＣＡＴのアメリカ東海岸留学

今回、申し訳ないけど日本で苦笑してしまったエピソードは
なんといってもクリスピークリーム。今回の日本滞在中に
新宿サザンテラスに日本一号店がオープンし、ワイドショー
などによると、一時間半待ちとか。自分も一度、高島屋側
への跨線橋まで列が伸びているのを目撃。そうでなくても
店の前はいつでもご覧のような行列。



旨い、と評判らしいけど本当？　日本のは味を変えてるん
だろうか。少なくともアメリカのは甘すぎて口から砂糖
吐きそうな味だぞ。

もっともクリスピークリームを含めたアメリカのドーナツ屋は
ローカーボダイエットが流行りだしてから、特にそういう
ことを気にする層（富裕層？）が住んでいる地域からは
軒並み撤退してるんだよね。ご多分に漏れず、うちの町からも
（大学があるので）クリスピークリームは消滅。

というわけで、これはアメリカで禁煙が進んだ時にタバコ
会社が日本を含めたアジア市場に活路を求めた（「タバコ？
そんなもん吸うはずないじゃないか」という某米系タバコ
会社の社長のインタビューでの発言が有名にもなった）のと
同じ構図か？

ドーナツは今やアメリカでは「最下層」のファーストフードに
分類されてるわけだけど、所変われば品変わるってわけで、
珍妙な日本料理を創作して、日本の農水省に目をつけられて
しまうという点ではアメリカも似たりよったりなのかな（汗）。

なにはともあれ、今回申し訳なくも吹き出してしまった
日本でのもう一つのニュースは、魚の養殖業者が「法律で
禁止されている発ガン物質が残留している（恐らく微量）
魚をそのまま出荷して摘発されてしまった」というもの。

まあ、法律は法律なんだろうけど、ということはタバコは
「法律で認められている発ガン物質」ってことになるんだ
ろうか（苦笑）？　社会的影響の大きさからいったら
養殖の魚のごく一部に混入してしまった発ガン物質
（それも正確には発ガン性があると疑われている物質）
よりも、タバコのほうがよっぽどでかいような気が・・・。