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さらに日本でのバージニアテックの銃乱射事件についての
報道姿勢について思うことをつらつらと。 まず安易に「銃がそここにはびこっているアメリカはなんと 危険な場所」と紋切り型のコメントをするコメンテーターの どれくらいがリアルなアメリカ体験があるんでしょうね。 まあそもそも日本の報道番組やワイドショーに出てくる コメンテーターの意見を鵜呑みにしている人は多くないと 信じたいけど、でも日本に帰ってまわりの人と話をすれば やっぱり「アメリカって危ないんでしょ」というイメージが 出来上がってるんだよなぁ。 それでもけっこうマジメな報道番組に出てくるような海外の 支局長を歴任してきたようなコメンテーターの話は信用 できるのでは?と思うかもしれないけど果たして彼らが 例えばNY支局時代にどれだけNY以外の普通のアメリカを 経験したか・・・そしてNY内ですら果たしてどれだけ 普通の、その他大勢のアメリカ人と交流を持っていたかを 想像してみれば、自ずと彼らの意見は、こと日常生活に ついてはアメリカのごく一部を切り取ってきた偏った意見、 地に付いていない意見、になってしまってると言っても 過言でない気がする。実際NYに住んでいる日本人の 人達は、日本のマスコミ関係者がどれだけ浮き世離れした 生活をしているかを目の当たりにしていると思う。 もちろん経済なら経済、政治なら政治と、専門分野になれば 彼らの分析眼は捨てたものではないんだろうけど、こと 「アメリカの日常」に関して的を得たコメントをしている コメンテーターというのはほとんど見たことがない。 だた逆にアメリカの報道番組がどれだけ日本の日常を ちゃんと伝えているかと言えば、お粗末もいいところ (そもそも日本に関する報道なんてほとんどない)なので、 まあ所詮、他の国の日常に関する報道なんてそんなものか ってことなのかもしれない。大多数の人の日常にとって 外国の日常生活についてなんて関係ない話なんだろうし。 「アメリカって銃だらけなんだよね」「こわぁ~い」 という会話ができれば十分ということか。 なにはともあれ随分本筋(バージニアテック銃乱射事件) から話が逸れてしまったけれど、アメリカってほとんどの 場所は危険でもなんでもないんですよ~、と日本の 皆さんに伝えたくてしょうがない。 念のため補足しておくと、そもそも日本の人達は危険な所 (例えばLAやSF、NYのような大都市)を「あえて」 選んで行ってるんですよ。もっともそういうところで ないとアメリカに来る意味があまりない、と言われて しまえばそれもごもっともですが・・・(汗)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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