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テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学レビュー
今日のピックアップ。
「倉庫火災で燃えた大麻で消防官がぶっ飛び--米テキサス州」 メキシコからの密輸ルート上にある倉庫が火事になっ ちゃって消火にあたった消防士が軒並み大麻を吸って ラリっちゃったってニュース(汗)。 さて、先日の「コミカレははじまりのはじまりにすぎない」 というエントリーににわか旅人さんが、「GPA4.0の維持が 簡単だと、コミカレでは毎学期大量のsumma cum laudeが 出るのでしょうか」というレスをつけて下さったんだけど、 このネタを含めてこれを機会にアメリカの大学の成績 システムについてちょっと詳しく書いておこうと思う。 実はアメリカの成績システムについては、フリーページ 「GPAのインフレ」に既に軽く書いてあって、よければ そちらを先に見てもらえると話がわかりやすいかもしれない。 さらに、今回の一連のエントリーを書き終えたら「GPAの インフレ」をそれをまとめたものに差し替えようかな~とも 思ってたり。 さらにさらに、自分はこのようにいわゆる成績を気にしな ければならない立場から離れて早○年だし、アメリカの学校 の成績のシステムはそれこそ千差万別で(決まったルールが あるわけではないので)うちの学校はぜんぜんちがうよ~ん というケースも十分ありありだと思うし、逆にもしそういう ケースがあるのであればコメントをつけていただければ ありがたいかも。 さて本題。アメリカの成績の配分は、建前では A(4.0)大変良くできました:90点~100点 B(3.0)良くできました :80点~90点 C(2.0)平均 :70点~80点 D(1.0)がんばりましょう :60点~70点 F(0.0)落第 : ~60点 ということになっているんだけど、はっきりいって実態は かなり違ったりして。でも話をわかりやすくするために 前半はあくまでもこの建前に基づいて話を進めます。 さて、学校によってはこれを更に細分化している。 例えば A+ (4.33):97点~100点 A (4.00):93点~97点 A- (3.67):90点~93点 といったようなパターン。 鋭い人はもう気づいたかもしれないけれど、A+のある学校に 通っている人は4.0以上のGPAをとることも可能だし、 万が一、B(3.0)をとってしまってもA+(4.33)を 何度かとれば、GPA4.0に復帰することも可能なのに対し Aまでしか採用していない学校の場合、最高でもGPAは 4.0どまりで、さらにA(4.0)以外を一度でもとって しまうと、GPA4.0に復帰するのはほぼ不可能となる。 さらに不利なのはA-を採用してるのにA+を採用していない 学校。なぜかと言えば、A+/-を採用していない学校は90点 でもA(4.0)なのに対し、A-のみ採用している学校の 場合A(4.0)をとるには93点以上が要求されるから。 ちなみに自分が通っていたペンシルバニア州立大学は、 少なくとも自分が在籍していた時は、まさにこのA- のみ採用してA+を採用していないシステムで、他校 卒業生と比べてGPA的に不利(だからA+も採用 すべき)という議論が何度も出ていた。 大学からは話がそれてしまうけど、いわゆるエリート高校 (ボーディングスクールと呼ばれる寄宿舎形式のエリート校) は、競争力アップのために当然のごとくA+(4.33)を 採用しているところが多く、そこからの出願者のGPAを 見ると軒並み4.33だったりする。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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