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テーマ:政治について(20042)
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今日は、アメリカの大学の成績ネタはちょっとお休みして
daigorouさんがコメントをつけて下さった、「ABDUCTION The Megumi Yokota Story」の感想から始まって「日本人 によるアメリカ人の拉致」の問題についてふれたブログ エントリーの復習をしてみようと思う。 ちなみに2回にわたったエントリーはこちら。 「日本人によるアメリカ人『Abduction』」 「アメリカでの『Abduction』抗議活動」 できればまずはこれらのエントリーを読んでみて欲しい。 気になるのはこの問題に関して、日本では故意に隠蔽して いるのではないかと思うくらい情報が出回っていないと いうこと。ちなみに巻き込まれてしまったアメリカ人側は アメリカ人ならではの行動力で議員などにガンガン書簡を 送ったりしているので、アメリカ政府が関知していない、 ということあありえない。上に挙げたエントリーから リンクしてあるけど、日本への配慮からか「ひっそり」と ではあるけれど、在日アメリカ大使館も明確に問題の 存在は認めている。 もう一つ気になるのはこの問題の北朝鮮による日本人拉致 問題に関するアメリカの協調姿勢への影響だ。日本では アメリカの協調姿勢に関わる要素として、この問題は 全くといっていいほど取り上げられることはないけれど、 アメリカ側はそこまで「気にしていない」とは思え ないんだけど、どうだろう。 どちらにせよ個人的にはひどい話だと思うし、日本の人は もっと知るべきだと思う。もちろん「日本の法律と慣習」に 基づけば問題とはされないのかもしれないけど、「グロー バルな価値観」に基づけば(日本が当該条約を批准して いない「少数派」側にいるという面で)日本の価値観の 方が世界の趨勢から外れているということは確かだと思う。 YouTubeにも、アメリカでのこの件に関する 活動の様子の動画がアップされていたので、興味が あれば見てみてください。 「Abduction is Abduction」 「Face The Truth」 外交と言えば、先日ネタにした「お持ち帰り(笑)」の 容疑で上海で日本人拘束という情報はガセ、という情報が 在上海日本国総領事館のHPにアップされた。 もちろん日本から見れば「日本人をハメるためにまた 中国が何か仕組んだな」などという結論に達するかも しれないけれど、逆に日本の外務省による隠蔽工作 (穏便にすませるため?)と、とることもできる。 少なくとも自分は、例えばアメリカで某日系の会社が かなり大きなセクハラ訴訟を起こされ、アメリカでも それなりに報道され、さらに会社側が敗訴したにも かかわらず、その情報が一切日本で報道されなかった、 という現象も目の当たりにしたことがあるだけに、 日本人だからといって、日本側の発表が全て正しいとも 思えなくなってしまった。 どちらにせよ、外交なんてもっぱらウソとハッタリだとも 言うし、ああ、すっかりオトナな世界(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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