|
テーマ:政治について(20042)
カテゴリ:アメリカか日本か
「【やばいぞ日本】500年後は縄文並み人口15万」
今のままの出生率が続けば、日本の人口がものすごい勢いで 減っていき、それにつれて国力も急速に衰退するという話は これまでも言われ続けてきたけど、この記事内の「国民総 生産で世界第2位の日本も、実際の通貨の実力で換算する 購買力平価では既に中国に明け渡している」という部分に ついて、メモ的にもうちょっと詳しく。 購買力平価とは、実体経済を反映しない面もある為替レート と比べて、より各国の経済実態に基づいた指標とのことで、 例えば購買力平価換算では1ドル=156円(アメリカで 1ドルでできることを日本でやろうとすると156円かかる ということ)といったかんじらしい。(詳しくはこのページ 参照。) さてこのページを参照してみると、中国は既に10年以上前 (1995年時点)で購買力平価換算の国民総生産で日本を 上回っている。つまり「既に中国に明け渡している」どころ ではなく「とっくに中国に明け渡している」といったかんじ。 そしてその後ぐんぐん差をつけられ、2005年時点では 8.8兆ドルvs3.9兆ドルでダブルスコア以上の差が つき、2006年時点では10兆ドルvs4.2兆ドルで、 その差はほぼ2.5倍となっている。(ついでに言えば 2006年時点でのインドの購買力平価換算の国民総生産も 4.2兆ドルで、日本に並んでいる)。 ちなみに一般的な為替レート換算の国民総生産でも、 2010年代中盤には中国に抜かれるという予想も。 (まあ、本当にこのグラフのペースで成長していったら 地球がつぶれると思うけどね。) でもさすがに一人あたりの購買力平価換算の国民総生産だと 中国は人口が多いので2005年時点で3万ドルなのに対し 中国は6700ドルで(このページ参照)まだ差があるけど あれだけ地方が発展途上国的なかんじからして、もし、 中国の都市部だけを抜き出して計算したら、もしかしたら 購買力平価換算ではもう日本全体を上回ってしまっている かもしれないような気も。 中国の一人あたりの購買力平価換算の国民総生産は 2000年時点では3900ドルだったのが、2005年 時点では6700ドルまで急速に上昇してきていて(5年で ほぼ2倍の豊かさ?)この数字を見る限りでは、中国の人 たちもまさに「破竹の勢い」を感じているんじゃないかな とも思ったり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 18, 2007 12:12:06 PM
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカか日本か] カテゴリの最新記事
|
|