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Sep 14, 2007
テーマ：ニュース(99958)
カテゴリ：アメリカか日本か
安倍さん辞任関連のニュースは、日本にいればそれこそ
重箱の隅的憶測記事まで出回ってるんだろうけど、 個人的に思ったことを一つ二つ。 もしかしたらこれは、急激になのか、ゆるやかになのかは わからないけれど、日本が大きな方向転換をする曲がり角 なんじゃないかというような気もする。 憶測記事に書かれている安倍さんが辞めることになった 理由の一つに、シドニーのＡＰＥＣでの日米首脳会談の 中で、ブッシュ大統領に、アメリカは将来的に北朝鮮との 国交正常化をすると告げられた（つまり、ゆくゆくは 拉致問題を含めた６カ国協議の枠組みから日本を完全に 外すということ）というのがある。 まあ、こういう憶測記事の内容の真偽は定かではない けれど、こういう記事もあった。 「テロ指定、年内解除も 北朝鮮が核無能力化なら」 念のため言っておくと、アメリカにとって北朝鮮問題は イラクなどの問題と比べたら屁みたいなもん。少なくとも アメリカ国内のメディアで取り上げられることは皆無。 さらに、日本国内での露出はなぜか極端に少ないけれど 日本人によるアメリカ人の一種の拉致問題（アメリカ側 から見るとそう見える）に関して、被害者の陳情などが ぼちぼち効いているのかもしれないなどとも思ったり。 内容はともかく、自国民が日本人に拉致されているという 説明も成り立ち得る状況において、さて、日本の拉致問題 に関しては「日本が拉致の被害者」という側に立つという のもなかなか難しいのかもしれない。 なにはともあれ、アメリカの傘を失ったら日本は中国から の津波に一気に飲み込まれる。（ちなみに日本がアメリカ の傘の下に入れてもらえているのは、たまたまそれが今は アメリカの国益にかなってるから、という話は以前もした。） さて、今、自民党次期総裁の候補者の一人に挙がっている 福田さんにしろ民主党にしろ、どちらかというと、 アメリカよりは中国に顔が向いている印象を受ける。 もちろん、もしかしたら将来的にアメリカに見捨てられる 可能性も考慮して、今のうちに中国との関係を良い方向に 持っていくという考え方は理解はできる。 でも、日本は果たして中国と、もしくは中国は日本と うまくやっていけるのかねぇ。 少なくとも中国人の欧米人のそれとはかなり違う価値観の 被害を少なからず被ってきた自分の経験からすると、 ちょっと悲観的にならざるをえないんですけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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