文科省が重い腰をやっと上げたと思ったら、日本では急速に
「元」博士が急増しているようだ。
これは某大学の学長のプロフィールの「使用前」「使用後」
だけど、しっかり肩書きから「博士」が消されているね。
いやね、情けないの一言ですよ。
自分が正しいと思うなら、最後まで堂々とそれを主張して
欲しいし、間違っていたと思ったら謝ってほしいんですよ、
大人として。「こっそり闇に葬る」。日本の大人は変わって
ないんですなぁ。
変な例えかもしれないけれど、この大学の学生は悪事が
ばれた時、この学長から処分を言い渡されるんだろうけど、
どんな気持ちなんだろうね(苦笑)。
もちろん日本の社会に暮らしているという立場を考えれば
この人の気持ちもわからんでもないんですよ。
特に立場が高くなればなるほど「潔癖」、「聖人君子」で
いることを強要する日本社会。決して「過失」を認めず
過ちをみつけようもんなら、もう社会的に立ち直れない
くらいにたたきにたたきまくる日本社会。
なので、過ちを犯したら犯したで言いだしづらいですなぁ。
安倍さんが「再チャレンジ」を口にした時には、日本の
社会風土からいって絶対に無理だと思ったけど、こういう
例を見ればみるほど、ますます無理のような気がするなぁ。
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