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大学全入時代を迎えて、日本の大学の質が急落しているのは
かなり明らかだと思うわけで、例えばこんな本を読んでみる。 「最高学府はバカだらけ」 まあ、こういった本は、内容を面白おかしくするために、 誇張した内容になっているのが常なわけだけど、先日見た、 日本の特番の内容はちょっと目からウロコだった。 番組内でも固有名詞をあげていたので、ここでもあげて させてもらうと、ネタ元は別府大学。話はここの中国人 留学生が、日本で老夫婦を襲って金を奪ったという 「つかみ」から入って、中国人留学生の質の話へ。 ちなみにこの別府大学は、全学生4000人のうち、事件が 起きた当時の中国人留学生は400人、現在は600人、 その一人あたり15万円の補助金が国の税金から支払われて いる、といったたぐいの話を聞いてももうさほど驚かない。 驚いたのは、日本の大学の欠員を埋めるために中国から やってくる留学生の層だ。 自分はこれまでてっきり日本に来る留学生は、アメリカなど に行けなかったが、それでも国からは出ることができる だけの能力をもった人が来ているのかと思っていたが、 インタビューの内容からすると、彼らの多くはアメリカにも 行けなかった、そして本国中国の大学にも入れなかった 人たちとのこと。 ちなみに選考は、(でっち上げがいくらでもできる) 履歴書と願書の提出だけだったそうだ。 う~ん・・・。 いや、にわかに大学などという大きな雇用母体をつぶすと いうわけにはいかないというのも理解できるけど、これから 先、さらに、こういった大学は日本にとって「不良債権化」 していくような気がするわけで、負債がさらにふくらんで しまう前に、とっとと潰してしまったほうが傷口が浅くて 済むような気もするんだけど・・・、まあ、大学関係者も それに気づいてなくはないんだろうけど、かといって、 突然明日のパンに困るというのも困るわけで、そのあたりの ジレンマに陥ってるんだろうな。 せめてもの救いが別府大学に「経営学部」や「経済学部」が ないことかな。そのような大学で教わる「経営学」や 「経済学」ほど説得力がないものもないと思うからね。いや 「不良債権処理」という面はむしろリアリティのある講義が 聴けたりして(苦笑)。 ちなみに次に読んでいる本はこれ。 「高学歴ワーキングプア」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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