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CATのアメリカ東海岸留学

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Oct 23, 2008
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カテゴリ:留学レビュー
今日はちょっと切り口を変えてみよう。そもそも「日本以外の活動の場がある」ということを知らなければ、その選択肢自体が自分の中に存在しないように思う。

その場合日本が全てであり、その中でなんとかうまくやっていこうとするだろう。

ところが自分の場合はそのような選択肢があることを知ってしまった。

これは考えようによっては不幸だったのかもしれない。

そもそも海外旅行に行ったことがないか、行くとしてもいわゆるサファリパーク形式のツアー旅行でしか海外に出たことがなければ、そこが自分が生きていく場としてどのような環境を提供してくれるのか、などということには考えは及ばないだろう。

なにはともあれ知ってしまったからにはやはりどうしても「可能性」を考えざるをえないことになる。その「可能性」を胸に納め、日本で一生を送るか、その「可能性」を試してみるかはそれはもう本人の人生の選択でしかないだろう。

ただ、自らの選択肢がアメリカである場合、そのレールは意外にしっかりと引かれている。

今までも何度かネタとして出してきたけれど、日本の人は日本は世界に名だたる学歴社会だと思っているかもしれないけれど、実はそれはアメリカの足下にも及ばない。もちろん例外的な成功者はいるだろうけれど、ごく普通の人生を歩む場合、まず大卒か否かで地位や収入がかなり左右され、さらに大学院を出ているか否かでも人生の選択肢がかなり左右される。日本では院卒を条件に入れている求人はまだ希だけど、アメリカの場合、求人の条件に院卒であることが入っていることはそれほど珍しいことではない。

我々外国人にとって学歴が直接かかわってくるのはたとえばビザの審査要項だ。学歴が高ければ高いほどより優先的に扱われるようになる。

さて、自分が日本で学校に通っていた頃を考えてみよう。

たとえば高校のころは本当に勉強は嫌いだったし、自ら稼いで好き勝手のできる社会人に早くなりたかった。

ところが社会に出たとたんに学校というところがいかに「楽」だったのかを思い知らされることになる。

学校というところは先生というガイド役がおり、さらに教科書や参考書というものがあって、それをこなしていれば、「試験の点数」という明確な結果となってそれが現れてくる。評価の尺度が非常にわかりやすく、受験の際は地獄のように思われたが、高校の勉強なんて後々になって振り返ってみれば本当に狭い範囲のことだし、少なくとも何をすべきかは教科書や参考書というものに明確に示されている。

大学でこそ多少こなさなければならないことの範囲は広がるが、それでも先輩などからの情報で「最低限何をすればいいのか」ということは明確に示されていた。

ところが社会に出るとそういった教科書的ガイドラインが途端になくなってしまう。

営業であればとりあえず営業成績を上げればいいんだろうけど、これさえやっていれば営業成績が上がるという方法論が明確に示されているわけでもない。また、営業成績が良かったとしても職場の人間関係が全くだめで、上司に嫌われようものならいずれは職を失うかもしれない。学校というところであれば、最悪孤独になったとしても成績さえ良ければ先が見えるが、一般の職場だとそうはいかないということだ。

話を戻すと、というわけでアメリカは学歴社会。ということはここに来てやるべきことは明快だ。学校に行き勉強すること。繰り返しになるけど、学校というところは先生というガイド役がいて教科書がある。その通りにひたすらこなせばいいわけだ。(実際にはそれほど単純でもないんだけどね。)

「学校で勉強することなんて役に立たない。」

それはアメリカでも同じ。でも、社会の構造がそういうことになっているのだ。

では日本の無能な官僚はなぜクビにならないの? 外により有能な人がいるのになんで中途で採用されないの? 答えは「だって、社会の構造がそういうことになっているから」ということにはならないだろうか。

社会の中にはいくらでも「理不尽」というものが存在する。

なにはともあれというわけで、アメリカ社会への入り口として、留学というのは非常に有効な手段のような気がする。そして、一度一般社会で社会で試行錯誤した経験があるなら、教科書やガイド役がいる「学校」という環境は、むしろ非常に楽なのではないだろうか。

(つっこみが入りそうなので念のためフォローしておくと、実際には話はそこまで単純でもないし、分野などによってはさんざん苦労したあげくに仕事がみつからず、結局アメリカを去らざるをえないことになる場合もある。ただ、少なくともアメリカにいる間にすべきことは明確に示されているという点に変わりはない。)

(つづく)





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Last updated  Oct 23, 2008 12:34:04 PM
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