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テーマ:英語のお勉強日記(8005)
カテゴリ:日本で英語って必要?
そもそも日本に居ながらにして英語を勉強するというのは極めて非効率的なような気がする。
留学ネタで取り上げたこともあるけれど、自分は留学の前半を、周囲にいたごく少数の日本人もできるだけ避け、ほとんど日本語との接触をもたない環境で過ごした。というわけで、留学半年で多少なりとも英語が聞き取れるようになったんだけど、そんなある日、日本から持ってきた日本語のCDを聞いてしまった・・・途端に友達の英語が聞き取れなくなってしまった。 日本語が母国語なだけに、英語の歩みは鈍いが、日本語にさらされた瞬間に「日本語側」に引き戻される勢いはそれはすごいものがあったような気もする。まさに英語で1歩進んだところで日本語に接触した瞬間に2歩も3歩も引き戻されるかんじだ。 ましてや日本で毎日を過ごしているのであれば、常に2歩3歩引き戻される環境で、英語を身につけようとするには非常に非効率的なのではないかと思う。 限られた人生、だったらもっと身につけやすい「趣味」に身を投じた方が楽しいのではないかとも思う。 もちろん仕事上必要なのであれば仕方がないけれど、果たして日本で英語が必要不可欠な仕事というのはどれだけあるんだろうとは思う。 ちなみによく英語を身につけるべき理由として、(日本のメディアなどの政治的意図によってねじ曲げられていない)海外の生の情報に接することができるというということが言われるけど、そもそも誰が「海外の生の情報」とやらは偏向していないと言えるんだろう。 日本語媒体に限定されていたとしても、それがたとえ海外のソースを翻訳したものだとしても見る目がある人はちゃんと正しい情報の取捨選択はできていると思うし、それが(母国語の日本語の媒体で)難しいというのであれば、ましてや第二外国語であれば、むしろ偏向した情報の手玉にとられてしまうリスクが高いような気がするけどどうだろう。 その点でいけば、つい最近も「英語が堪能な(by朝日新聞)」麻生首相がダボス会議等で各国首脳と英語で会談をしたそうだけど、なんたるリスクを踏んでいるのかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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