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CATのアメリカ東海岸留学

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Sep 6, 2010
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カテゴリ:留学レビュー
こんな記事を見かけたので、ちょっと書いてみる。

「米大学ランキングが当てにならない5つの理由」

記事の内容に同意するかは個人個人の判断にもよると思うけど、個人的な感想を先に言っちゃうと、「またしてもアメリカの(そこそこの)州立大学関係者の対私立(エリート)大コンプレックス文化」から出てきた記事か、というとりかたもできるような気もした(自分に都合の良い情報だけかき集めてランキングの挙げ足をとるっているだけと見て取れる内容もあったため)。日本では国立大>私立大という認識が社会に浸透しているのに対し、アメリカは一般に、私立大>州立大と認識される事が多い。たとえばエリート校の代表とされているアイビーリーグ校は全て私立大学だ。

州立大学でも私立大学と肩をならべるようなところもあるんだけど、日本の国立大vs私立大の構図のようにどうしても「越えられない壁」のようなものがあり、それについてなんとか「ケチ」をつけようと次から次へと色々な記事が出てくるのも、日本の「東大偏重批判」と非常に似ている。

ただ、日本とアメリカの大きな違いはそれでもアメリカの大学はランキングの順位というものから想像されるよりは、大学間の差はないということかもしれない。日本での「東大」重さと比べてアメリカでの「ハーバード」の重さはそれほど重くないと思う。

話を冒頭の記事に戻すと、注目したのは『「難関校へとりあえず入る」よりも「中堅校でトップの成績」のほうが就職に有利」』という意見だ。

このブログの留学関係のフリーページを読み流してもらえればわかると思うけど、自分はこの意見に全く同意する。ただし「アメリカであれば」という条件つきで。

アメリカでは日本と比べて大学(や大学院)の成績が将来に与える影響が大きい。なので、ヘタに背伸びをした大学に入ってしまってどうしようもない成績をとってしまった場合は取り返しのつかない事になる。日本のエリート高校からハーバードに入った学生などがとりあげられたことがあるけど、個人的にはハーバードに入った後に、更に彼がその粒ぞろいの学生の中で競争に勝ち残っていけたかどうかが気になる。(ただし後段で述べるけど、日本に帰るのであれば、卒業さえできれば成績はあまり関係がない。)

成績はあくまでも「その集団の中での比較」になってしまう傾向にあるので、「その集団」の母集団のレベルが高ければそれなりに厳しい競争を強いられ、ひとコケしてしまうともうそこで将来への道が閉ざされてしまったりする。

というわけでアメリカでやっていくつもりであれば、むしろ背の丈か、へたすりゃ若干レベルを落としてでも(経済面を考えれば学費の安い州立大で)粛々と高成績を維持したほうが有利であることは本当だと思う。もちろんこのような安全策をとるか、ギャンブルに打って出るかはもう個人個人の判断でもあるんだろうけど。

ただ、若干レベルを落とすどころか超安パイにも程があるところまでレベルを落としている日本からの留学生も見受けられるので(参照:「エコノミー or ビジネス?」)そのへんは、しっかりとしたバランス感覚が求められると思う。

そう、このあたりが冒頭の記事に同意しかねる部分なんだけど、確かにランキングの上下は同じレベル帯の大学の中ではあまり関係がないけど、例えばランキング50位の学校と350位の学校では如実に差があることは否めず、というわけで、大学を選ぶ際の「ゆるやかな」基準ということであればランキングは大いに参考になると思う。

さて、冒頭の記事(日本語訳)は、英文原文にはない『日本でも「どの大学に入るか?」より「大学で何を学ぶか?」の方が重要だ、と言われるようになって久しい』からはじまる訳者の意見(?)で記事を締めているけど、個人的にはこの「久しい」の時間的尺度は少なくとも「30年以上」であり(自分が物心ついた頃からずっとそのように言われているような気がするので)今後も日本での大学選びの際の最重点項目が「大学で何を学ぶか?」になることはないような気がしている。

日本では依然大学の名前が前面に出ることが多く、これは出身校がアメリカの大学であっても同様で、そのあたりは「営業的留学」というページにもまとめてある。





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Last updated  Sep 7, 2010 05:37:31 AM
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