自分が留学したのはインターネットが広く普及する前で、日本語に接触する機会は日本に国際電話をかける時か、日本人とつるむ時しか無かった(自分の留学先は日本人が少ない地域で、その上さらに後者はあえて避けていた)。
現在は、アメリカに居ながらにしてスカイプや動画配信サイトなどを使って日本にいる友人や、さらには不特定多数の人とも気軽に会話が楽しめるようになった。
自分の経験からすれば、特に留学初期は、日本語の英語に対する「負の牽引力」は非常に強力で、つまり留学初期に日本語に触れる事のマイナス面は計り知れないものだと思っている。
もちろん留学の目的は英語の習得だけではないのかもしれない。ただ、そうやって気軽に日本語に触れられる機会がふんだんにある環境というのは、少なくとも英語の習得においてはとてつもなくマイナスに働いているように思う。
もちろん一方で自動翻訳の精度も日々進歩しており、そもそも英語を習得する価値が低くなっているという面もあるのかもしれない。
時代は変わった。
←ブログ内フリーページの留学ネタリンク集。
各フリーページの簡単な説明つき。