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テーマ:★留学生活★(629)
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2016年9月、カナダバンクーバーで 行方不明になっていた語学留学中の古川夏好さん(30)が遺体で発見され、現地のカフェで開かれていた無料の英会話交流で知り合ったとされるウィリアム・シュナイダー容疑者(48)が逮捕された。被害者の方には心から哀悼の意を表します。
「カナダ 日本人女性遺体で発見、接点は英会話勉強の喫茶店か」(TBS 10月3日(月)19時49分) この手の事件は被害者を批判するとそれが逆に批判の対象になったりするが、安易な留学に警鐘を鳴らしてきたブログとして様々な点をあえて指摘しておこうと思う。 「古川さんの同級生『なぜこんなことに』=遺体発見で地元青森-カナダ不明女性」(時事 10月1日(土)10時18分) この問いに答えよう。 在バンクーバー日本総領事館による「安全の手引き」の、性犯罪が多発している現状と、それに巻き込まれないための助言の部分を抜粋する。 ・安易に相手を信用しない ・自分がカナダに来た目的を常に忘れず、心に隙が生じないようにする ・チューターやランゲージ・エクスチェンジを口実にちかづいてくる男性には要注意 ・中央図書館やスターバックス等のコーヒーショップは、邦人女性が狙われている場所として知られているので要注意 残念ながら彼女は2番目を除いてその他全てにあてはまる行動をとり、このような結果を招いた。 そもそもここまで具体的なことが安全の手引きに書いてあるということは、今回が初めてのケースではないということも浮き彫りにしている。 2番目においても、この容疑者はホームレス状態であったとされているが、たとえば日本で48歳のホームレスに言い寄られたところで彼女は同じ行動をとっただろうか。 彼女は英語を身につけようと留学をしたようであるが、英語は命をかけてまで身につけるようなものではない。 自分は「日本は安全、海外は危険」と一律に決めつける意見には同意しない。危険な地域と安全な地域は偏在しており、海外でも安全な地域に居れば日本と同じような安全が享受できるからだ。 しかし、残念ながら色々な人が集まる都市部は日本の都市部と同様、おのずと揉め事も起きやすく、比較的治安が悪いことが多い。 なぜ、彼女は日本より危険とされている海外の都市部で安全とされる日本ではむしろとるはずのない行動をとったのだろうか。まさに「心の隙」としか思えない。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 4, 2016 03:17:16 PM
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