この記事は、自分の言いたいことをうまくまとめてくれている。
日本の若者はこれからもずっと不幸です/成功よりも「没落」の可能性のほうが高い理由(わけ)
記事中でも示されているように、今の日本は経済的に豊かな人の方がより多くの子供を残す(逆に経済的に厳しい人たちは子供を残さない/残せない)時代だ。
ところが、世の中にある「職種」の配分はそうそう変わるわけではなく(大多数が所得水準が高い専門職などにつく、などという社会はありえない)、というわけで、これからそれなりに恵まれた家庭で育った子供の一定数が「下の層」に落ちざるをえない社会がやってくると思う。
良し悪しはともかく、日本もやっと移民(みたいなもの)を受け入れる方向に動いているようにも見えるが、そこで語られるのは「優秀な人材を受け入れる」とか。
「優秀な人材」を重点的に取り入れた場合、元々いた日本人がそれを支える層にシフトしていくのは明らかだ。
もちろん皆がそれで満足できるのであれば、それはそれでいいのかもしれないが。