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六本木には夜のバイトをする役者&歌手&芸人志望がわんさか居る パート先界隈にも老いも若きもわんさか居て 自然と親しくなっていく・・・ そんな日々のなか、特に親しくなったKクンはメキメキと実力を伸ばし始め 去年、新宿の小劇場で主役を務めた 主役と聞けば知らん顔も出来ず 一週間、おにぎりライフでチケット代を捻出 小劇場ではロクな目に遭っていない コレでお金を取るワケ!?的な舞台が多い 仕事絡みや行きがかり上已む無くが多いからスルー出来なかったりする しかし、その舞台は脇をベテラン勢が固め キンチョーして台詞が奔りがちなKクンを温かく包んで、なかなかいい舞台だった その後も精力的に舞台やライブをこなし、バイトにも手を抜かないKクン その人柄に支えてくれる仲間も多い そのKクンが来月はナント、六本木「俳優座」の舞台に立つ 俳優座に入ったワケではない 単に劇場が俳優座というだけの話 でも、メジャーな舞台で主役ではないものの、キーパーソンとなる重要な役 出世が早すぎるぜ、Kクン そして、メジャーなだけにチケットもそれなり・・・マイッタナァ… 生活費をカードにして、既に三か月分をリポ払い カード人生でお初な展開 せっかく銀行の借金がそろそろリセットという時になって またまた振り出しに戻るの巻 まだまだ理不尽この上ナシのパート先に三行半を渡せないってか まぁ、悪い話ばかりでもない 顧客の一人に劇団主幹の旦那様を持つ女性が居る 男性だけの劇団で極太で良い舞台を展開していた 過去形なのはしばらく活動停止していたから・・・ その劇団から6年ぶりに再開する衣装製作を依頼された 劇団員全員、当然の如くバイトで生計を立てている 衣装代もその中から捻出される たぶん材料費程度しか貰えないだろう 開演中、ずっとボラ&手弁当で駆り出されるだろう それでも、まだこんなお婆でも必要としてくれる場所があるのが有り難い 本当は女性の舞台衣装がやりたいけれど まぁ、贅沢は言ってられない それより、冷夏予報は何処へ??? まだ6月が始まったばかりだというのに真夏日ってどーなの エアコンの無いアトリエ 真夏に仕事が入るって 神様、采配をお間違えでは? こんな試練、お婆には酷でっせ~ でも、負けへんでぇ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月02日 01時25分30秒
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