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最終回でした。
もう少し郡恭子との対決が見たかったのですが、 原作よりも証拠の数が少ないですし、 他人の戸籍を使って出生届を出していた分、物的証拠が何もない有り様で、 これが現実なら違法捜査というか、参考人としても呼べませんなー。 まー、それもドラマですし、自白させるのが「人間の証明」となるわけで、 これを飛ばすことはできないので致し方なしといったところです。 構成上の無理とかそう言ってしまえばおしまいなのですが、 連載小説という形を取っていた以上、 生き物のように姿を変えるのは当然のことなのでいいのではないでしょうか。 ここに至るプロセスを十分堪能したのですから。 ドラマの結末で、個人的に好きだったのは、ケン・シュフタンの殉職ですね。 原作では暴漢に教われて理不尽に命を落としてしまうのですが、 ドラマの中で無邪気に振舞った分、彼も最後には人間性を証明するわけです。 幼い黒人の少年を救ったのだとか。 デスクに置かれた制帽に字幕が出る演出もなかなかお気に入り。 原作ではもとのエリート人生に戻ってしまう新見さんが、離婚調停中になっているのも時代の流れですか? 風間杜夫の演じる新見はとても親しみやすい「いい人」で、 そんな彼が妻を欺きつづけて結婚生活を続ける結末は想像できなかったので私としては納得だったのですが。 それだけ「なおみ」こと「小山田文枝」を真剣に愛していたんだなと思いましたし、 原作の時代背景である高度経済成長期には考えられなかった、野心を捨てて生きる男の姿が、現代の象徴でもあるような気がします。 やがて、この作品が再びリメイクされるとき、 来るべき未来の世相を映した新しい結末が展開されるのでしょう。 構成上の無理なんてどうでもいいじゃないですか。 面白かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
結局 全く見ないまま終わってしまいました^^;
テレビの見えない台所でご飯支度するので、段々に番組に対する執着も無くなってしまったし(ノ_・。) 時代背景で話の内容が変わるって言うのは良くありますよね。 それが良い事なのか悪い事なのか 分からないけれど、原作を尊重するのも大切だと私は思うのだけど・・・^^; (2004年09月16日 07時05分30秒)
初めまして、ジャステストです。本もドラマも見ましたが面白いですよね。証拠もないのに人間の本質で攻めて逮捕ってわけなんですね♪
(2005年08月27日 01時11分49秒)
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