R97 五代目和助 本にごり原酒(白金酒造)
口開けに香る個性的な香ばしさはアーモンドみたいで、へぇー....。口当たり優しいまろやかさはレギュラー和助と同じ。だけど、やはり濃い。 旨いねぇ、これ!甘さと香ばしさとまるさが口の中でとろとろ....。それから、炒ったアーモンドの香りが鼻に抜けると、喉越しよく飲み込んだんだよ。しかし、旨味の濃さに比べて、意外なほどのキレのよさ。で、ここでやっと気づく。 33度なんだ、これ! そりゃあ、濃いわな! なるほどねぇ....第1夜、ここで、記憶なし....。アーモンドの香りってなんだろうね。旦那は初めてチョコレート風味の意味がわかったという。ウチは言い張る、チョコみたいなビター感じゃない。粉っぽさじゃないんだって!そいでもって、また飲む。あくまでも気でやる! 美味しいとしか言えないなぁ。第2夜、ここで、記憶なし....。そして、第3夜。ようやく自分なりに納得したアーモンドの正体。ベタつかない甘さの消えた後、最後までいた米ぬかの味の存在に気づく。木樽蒸留特有の杉の香りとヌカ臭さ、このバランスだ。この匙加減がアーモンドに感じるんだ! あらら、すごいねぇ! すごいもの造るねぇ!そして、記憶なくす....。気で通したウチがいけないのか、旨すぎる本にごりがいけないのか、はたして、それは....。ここで、1曲....。 ♪くるぞ くるぞ くるぞ くるぞ 手強いぞ いけよ いけよ いけよ いけよ 負けるなよ 和助 和助 おいらにごりさ 名は和助♪ また、来年ねぇーーーー!