スコップと...
29年ぶりというここ会津坂下の大雪。なるほど、除雪の動きを見てると納得である。南会津の除雪はそれはもう見事だった。雪の状況に応じて、深夜・早朝問わず、除雪車が機動していた。塩カルはもちろん、除雪機を個人で持っていたりする。町自体のなだらかな勾配、雪溜まることを想定した道幅、融雪を考慮した側溝の升、幅、フタ...除雪した雪捨て場もカドカドに保持され、それは住まう上での必要条件として、当たり前に個人も行政も心得ているものなのだろう。今回の大雪、会津坂下が本来、どれほど雪の少ない地域なのかを推測できる。雪掻きはイレギュラーなできごとなのだろうなぁ...店舗や工場に用意されてた融雪ホースはそれで間に合うレベルであることを物語る。たぶん、ゆっくり降ってくれれば、こんなこと...全国ニュースで流れるほどの大事にはならなかった。その前日まで、雨で、確かに天気予報では雪予報が出ていた。積雪70cmのリスク...しかし、まさか、これほどとは...すごい勢いで積もっていく雪...夜通し、観察していたウチは朝、玄関が開かなくなる可能性を危惧して、その前だけは除雪したのだった。積雪、落雪でガラス戸や窓が破損することへのおそれ...翌日は日曜日で、道向かいの工場は2棟ともお休み。もっとも、すぐ先の国道の混乱状況ではたとえ、工場が動いても、どうなったかは知れたものでない。「これは災害レベルだ...」目線まで積もった雪を見て呟いた旦那。積雪1メートルとは単純に1メートルではなく、屋根の分も加えるとその倍に当たるわけで、ちょっと考えればわかりそうなことを初めて、身を以て理解したのであった。それから、もうひとつ...ここ坂下では幸い起こらなかったが、電線断裂で周囲の町では停電が続いていた。我が家の暖を取る方法...ファンヒーター、炬燵、ホットカーペット...電気に依存しなくてすむようにと薪ストーブ...灯油はもちろんストックしてあった。しかし、薪は...わずかにオガライト15kgしかなく、不安いっぱいだったよ。石油ストーブ、火鉢、炭...電気に頼らなくて、熱効率の良いものを何か...停電が起こる可能性を考えられなかった。結果として、今回は薪は足りたし、停電もなかったけど、 まだまだ、だな自分の甘さを感じている。 どうも、不愉快な引越し以来、悪いmamaがときどき出てくる。その辺の詳しい話は機会があればしたいけどね...目の前で雪にハマった大型トラック...道をふさぐ形になって、焦る運ちゃんをクラクションで煽る乗用車のオバチャン!誰ひとりとして立ち止まらない通行人!救いを求められ、出てきた数人、能書きはタレるけど... 大の男がガン首揃えて、なにやっとんじゃあ~!叫びそうになる自分を抑えるのがやっとだった。やっとこさ上司っぽい人が出てきて、ミニブル出動。漸く事態に進展が...しかし、時刻は夕方。闇が迫ってくるように双方向に車が並んでいくのだ。たまりかねてその上司クンに、「車、通しますか?」並ぶ車の先頭に合図して、通ってもらって... 道路半分だけなくなった圧雪は次の事故を呼ばなきゃいいけど...運ちゃんが「ありがとうございました」の言葉とともに返してくれたスコップで雪溜まりをこづきながら、ウチは家に戻ったのだった。ガテンなスキルが上がっていくそんな自分に奥・様ではいられない運命の流れを感じるのであった......マル今日、届いたもの一度は試してみたかったこのお品!萬升 posted by (C)健康mamaまぁ、アクションポイント目的だったりするんだけどね^^;萬世酒造さんだしね、お試しでやんす!