|
テーマ:今日の出来事(291748)
カテゴリ:有事
3/11 3.11東日本大震災避難者支援フォーラム 被災地から、来鳥なさったおふたりのお話。 南三陸戸倉小学校の当時の校長先生、麻生川先生が語るいのちのお話。大人とこどもたちの7年間、失ったいのちと残ったいのちと、その狭間に生き続けている先生ご自身のお顔に、禍々しさは微塵もなく、越えてこられた山の厳しさをただ、聞くことしかできない歯痒さに心は痛む。自然への畏敬、畏怖の念にこうして、まだ、生かされていることを知る。 それから、飯館村の復興対策課課長中川氏のお話。 帰還してもらえるために行政が何をしたかのお話。除染作業100%を達成し、失われた風景をなんとか取り戻そうとして来たその歴史。7年は決して、短くはない。そして、まだ、途中であるという事実。 腑に落ちないのは20mSv/yearを下回ったから、指定区域解除という国の数値による線引きと判断。現実の生活エリアの環境放射線の数値をよそに、まだ、しつこく20mSvを当て込んだ文言が盛り込まれているのだ。 昨年度末に鳥取県以外の住宅支援が終わりを告げた中で避難者は全て自主避難者と呼ばれるようになった。 かれも人なり われも人なり それぞれの道 それぞれの選択 否定されないために あなたは生まれ、生きていく。 自分もまた、そういうひとりであり、 何をか残そうとして 伝える術をまだ模索し続ける。 風化の一途を辿り、記憶が埋没する中で 走馬灯のように流れゆく風景が 何も変わらない日常が続いている。 今年は土筆を摘むことができた。 そういう春の一日。 来週の土曜日には 映画「太陽の蓋」上映会 in 鳥取 仕事があるので、映画見るのが精一杯(。-_-。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月13日 17時03分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[有事] カテゴリの最新記事
|