テーマ:猫のいる生活(138870)
カテゴリ:ねこねこぐらし
今日は事件(←猫バカ的にはかなりの)がありました。
学校でのこと。 教室で飼っている猫(おっさん猫)が、 建物の外に飛び出していっちゃったの。 彼は建物の2階で暮らしていて、 割と自由にうろついてるんだけど、 最近、なんとなく階下に興味を持ち始めてるみたいだった。 今日もトコトコと階段を下りていっちゃって、 私は「ダメだよ~」なんて言いながら暢気についていった。 玄関から外を眺めたかっただけっぽかったんだけど、 いつも閉まってる扉が、開きっぱなしになってたのね。 さらに間の悪いことに、でっかいトラックがやってきたの。 大きなエンジン音にビックリしちゃったみたいで、 ビャーッと走り出しちゃったの。それも、外に向かって。 猫はいきなり遠くには行かないもんだって言うし、 駐車場の車の下か、物置の陰にうずくまってるだろうと思った。 ひととおり、ふたとおり、 何度も覗いて回ったけど、何処にも見当たらないの。 草むらに隠れてたら見つけにくいな。 でも・・・パニック状態だったから、 イキオイで遠くに行っちゃったのかもしれない・・・。 同じ教室の子が通りかかったので、 事情を話して、一緒に探してもらった。 ニャニャシにも電話。 猫バカ先輩と一緒に、すっ飛んできてくれた。 彼の好物を片手に、名前を呼びながら歩き回った。 物陰、樹の上、猫の好きそうな所は特に念入りに。 ねえ、どこにいるの? もう一人、同じ教室の子が通りかかった。 「オナカが減ったら帰ってきますよ~」って言って、そのまま行っちゃった。 手伝ってくれていた子も「ほっといても大丈夫だよね」って、帰っちゃった。 そうだね。私もそうだと思うんだよ。 見えないけど、たぶん、この近くでじっと身を潜めてるんだろう。 名前呼んで探しまわってても、彼にしてみりゃウザいだけなのかもしれない。 たぶん、ほとぼりが冷めたら、自力で帰ってくるんだろう。 でも。 猫バカとしては『たぶん』って物凄い不安だったの。 室内しか知らない子だし、パニックになってたし、 走り過ぎて、帰り道が分からなくなっちゃったかもしれない。 木に登っちゃって、降りられなくなってるかもしれない。 道路を渡ろうとして、車に轢かれちゃったら・・・そんなの嫌だよ!! 猫バカ3人(私・ニャニャシ・先輩)は捜索を続行した。 むー、見つからないなぁ。 あと何処に行きそうだろう・・・ もうちょっと遠くまで探すか・・・ なんて考えながら歩いてた時。 いた! 駐車場脇の草むらから、のっそり出てきた。 でも、目が合ったときに つい「いた!!」なんて叫んじゃったもんだから (←アホです) 彼ってば、慌てて草むらに戻っていっちゃったよ。 あ~でもよかった。 無事でよかった。 本当によかった。 道路側に行っちゃわないように、先輩が回り込んでくれた。 草むらの両側から、呼びかけ&ニボシを投げてみる。 出てこない。 せっかちな私たち、草むらに分け入ってみたりもした。 いない。出てこない。 気配すらしない。 やっぱりまだ『警戒モード』みたいね。 うちらが騒いでると、余計に緊張しちゃうやね。 少し離れた所に座って、静かに、のんびり待つことに。 すると・・・ しばらくして、 草むらの端っこから、そろ~っと出てきた彼。 大喜びの気持ちを抑えて、小さな声で呼んでみる。 「こっちおいでよ」 「ニボシだよ」「マタタビもあるよ」 怪しみ全開の視線を私たちに向けながら、彼は建物の中へ。 ああ、よかった。 ニャニャシ、先輩、どうもありがとう。 気遣ってくれた人たち、声をかけてくれた人たち、 どうもありがとう。おっさん猫は無事に帰ってきました。 2階に戻ると、いつもの場所におっさん猫。 「ブゥニャア!(ニボシよこせ~)」 なによ!ゲンキンなやつ! さっきは避けまくってたくせに! でも、やっぱりちょっとお疲れぎみの様子。 そりゃそうだよね。いっぱい緊張したでしょう。 おっさん猫、あんたが無事で何よりだよ。 あんまり心配させないでよね。このやろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/09/17 08:36:56 PM
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