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takata 04-neo 車の安全装置のプロフェッショナルであるTAKATAの乳児・幼児兼用チャイルドシート。 チャイルドシートアセスメントで、兼用シートとしては初めて「優・優」の高評価。 安全性ばかりでなく、乳児に負担のない乗り心地と実用的な使い心地を伴って、Baby-Proでも推奨できる製品です。
takata 04-neo 機能紹介体重10キロ未満は進行方向後ろ向きで装着します。背もたれ角度は基本的に45度。角度調節機構はないので、微調整はクッションなどを下にひいて行います。全く平らな座面だと53度程度の背もたれ傾斜となります。通常5度から15度程度、車の座面に傾斜がありますので、大体の車でほどほどの傾斜に収まります。 タカタは従来、安全重視のために背もたれ傾斜がきつめになるのが特徴でした。新生児に負担なく乗せるには45度傾斜がきちんと設定できないと難しく、従来のタカタ製品は、新生児から使用しようとするユーザー様に、なかなか受け入れられませんでした。 この04-neoについては、充分配慮した本体設計と、インナークッションでさらに傾斜を抑えて、新生児にもほとんど違和感のない傾斜を実現していますので、この度Baby-Proでも取り扱いを再開しました。 ちなみにインナークッションは、頭部がはみ出すようになったら外して使用します。3~4ヶ月ころになればインナークッションがない方が体の納まりが良くなります。小さな乳児は事故の瞬間の衝撃をハーネス(ベルト)だけで支えるには骨格が弱すぎます。出来るだけ広い面で衝撃を分散する必要があります。そのためには単一面で支えられる背面が理想的です。(体の側面は凹凸が大きく構造が複雑になります) 事故の中でも最も死亡率が高いのは正面衝突。(事故数としては後方追突の方が多いですが) 正面衝突の衝撃に対応するには、後ろ向きに座らせて、出来るだけ垂直に近い面で体全体を支えるのが理想ですが、四六時中そのようなきつい姿勢ですごすことは無理なので、水平との間をとって、また、目視でも確認しやすい45度が基本となりました。 後ろ向き装着時はシートベルトを束ねて、2点式の取り付けとなりますので、乳児専用のベビーシートなどに比べると衝撃時の挙動は大きくなります。安全基準を通過していますし、日本のアセスメントでも「優」評価ですので、全く懸念するレベルではありませんが、どちらが安全性能に余裕があるかと言うとベビーシートの方と言えるでしょう。2点固定はシートの硬さや設定角度にも大きく影響を受けますので、踏まえた使用が必要です。将来的に国土交通省がECEと安全基準の内容を統一することを批准していますので、更なる改良の余地があると思われます。 クラッシュテストの映像が見られますVTR 3点式ベビーシートのクラッシュテスト takata 04-neoのクラッシュテスト 前向き装着時は3点式シートベルトをいかして効率的に拘束します。(左図)ママ楽ハンドルのおかげで拘束性能はピカイチです。シートベルトの通し位置は、左図のように背面部になります。位置設定を高くして不用意に長めのバックルでも干渉しないように配慮されています。バックルがチャイルドシートにぶつかってうまく締められないときに、裏技でバックル部分をひねる工夫をすることが良くありますが、ひねらずに使用したいというメーカーの意向が反映しています。その分座高も高くなり、重心が高めになってしまいますが、ママ楽ハンドルで強固に拘束するのでリスクはありません。リクライニングは3段階。ただし、後ろ向き時2段階、前向き時1段階に限定されます。前向きでリクライニングを使用したい方には不向きとなります。 すでにお子さんが大きく、9キロ以上で使用するなら、ワンタッチリクライニングがきく幼児専用チャイルドシートがお勧めです。 マキシコシプリオリ・レーマーキングTSプラスなど。子供のベルト(ハーネス)は5点式。足元の調節ベルトで簡単に長さ調節が出来ます。股ベルトはかなり短くして骨盤拘束がしっかり出来るように工夫しています。アセスメントでは子供の腹部にかかる圧力も参考データとして公表していますが、レーマーキングに次いで優れた成績を出しています。まだまだ、不十分なメーカーもあるのでポイントにしたいところです。 データについては下記ページを参照ください。参照ください。 http://www.baby-pro.co.jp/morimoto/html/romer/products-king-ts.htm。タングにはマグネットが内蔵されていて、近づけるだけでピタッと合体します。左右を合わせてバックルに差し込む仕組みなので手間がひとつ省けますね。底面部はフラット仕上げでシートに負担をかけません。 シート素材は安全基準に沿って難燃素材が使用されています。表皮はポリエステルの立体メッシュで、中のウレタンにも通気孔が設けられているので、吸排湿がスムーズで蒸れにくくなります。 本体にも全体にソフトモールドクッションが施され、とても柔らかなすわり心地と、衝撃時の高いサポート性を実現します。海外製品はあまりこうした内部のクッションは好まず、姿勢制御のために硬めのシートのものが多いのですが、タカタは日本的な配慮をしていると言えます。肩ベルトの高さ調節の際は一旦取り付けを解除して行います。背中にあるバックカバーを外して、ハンガーと呼ばれる部分からハーネスを外して肩穴を差し替えます。 (商品紹介≪タカタ04ネオ≫)
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