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彼に誘われて、「硫黄島からの手紙」を見に行ってきた。
この間のアメリカの9.11テロ事件を扱った映画に引き続き、今日もちょっと「重い」映画だ。 恥ずかしながら、私、硫黄島がどこにある、どんな意味のある島かを、知らなかった。 彼は元米軍なので、こういう話に元々関心もあり、「日本は戦争教育をきちんとしない」と、 よく口にしているのだが、硫黄島を知らない私に、今日もびっくりしていた。 この島を命がけで守った軍人達の悲しい戦争の話。 あんまり書くと、これから見る人は面白くないので省略するが、結構忠実に描かれていると思う。 この映画がきっかけとなり、硫黄島への観光希望が国内外から殺到しているらしい。 映画では「いおうじま」なんだけど、正式名称は「いおうとう」なんだそうだ。 現在、アメリカ軍と自衛隊の飛行訓練などに使われているので、一般人は立ち入り禁止の島らしい。 戦争を機に島民が離れてからは、現在に至るまで、島に住んでいる人はおらず、 年に1回の慰霊祭の時にだけ、元島民や戦没者の遺族が島への上陸を許されるんだそうだ。 決戦で悲劇の舞台となった島で戦争の無意味さを描く映画が発表されて、平和を考え直すきっかけとして、 またこの島が見直された今、この島が軍用島と化している事に気づかされるとは、ちょっと皮肉だ。 私は硫黄島に行きたいとか、そういう気にはならないけれど、きちんと自分の国がしてきた事、 された事は、もう一度、少しずつ学んでいきたいなと思った。 ・・・・それにしても渡辺謙、ハリウッド映画の常連になったなぁ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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