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うちの父親の病が発覚して、どれくらいになっただろう。
最初に話を聞いたときには、すごいショックだった。 それから病院と自宅療養をうまく繰り返し、一旦は快方に向かっていた父。 だけど、発見が遅かった事もあり、年末から、あまり具合は良くない。 年明けの病状を聞いた時につい「もう長くないかもね・・・。」とつぶやいてしまった私。 そんな中でありがたく感じているのは、母親の存在。 ウチの母は、「やれるだけの事は全部やっている」という自信があるから、明るく「強気」。 私のつぶやきも明るく笑い飛ばし、「いや~、私はあと2~3年は大丈夫よ。」と応えた。 「ただでさえお父さんが暗くふさぎこんでるのに、2人でふさぎこんでたら、身が持たない。」 というのが、母の持論。 確かに2人で落ち込んでたら、良くなる病気も悪くなりそうではある。 「本人のつらい気持ちは想像してあげる事しかできないし、できる事をやるしかない。」のだ。 そんな母は、2月のはじめに1週間ほど仕事の目標達成の報奨旅行でハワイへ行く。 毎回、仲の良い仕事仲間達と楽しめるこの旅行のかかった月は、恐ろしいほど頑張る母。 「俺がこんな時に・・・ってお父さんは、愚図愚図言うかも。」と、今回はこぼしていた。 確かにそんな気もするので、週末だけでも東京に来ないかどうか、打診してみた。 「う~ん。この間も具合悪くて通院してたし、そんな勇気ないと思うな~。」と・・・。 店も何もない僻地に行くわけでもなし、飛行機にちょちょっと乗るだけなのに・・・。 元気な私は、ついついそう思いがちだけど、父の弱気も理解できる。 一番は、週末だけでも私が行く事なんだけど・・・。 彼は土曜日仕事だし、1人で行くのも何だかなぁ・・・・。 とりあえず、本人に東京に遊びに来るように誘ってみるつもりだけど、どうかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月22日 11時36分28秒
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