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カテゴリ:世の中の出来事
安部首相になってから、「愛国心」というキーワードを元に、日本人の「あり方を、
ちらほらとあちこちで耳にするようになった。 「日本人ほど愛国心の薄い国民はいない」とか「歴史教育が十分でない」とかいろいろ言われるが、 それって個人の関心度によるところも、結構あるのではないかと思う私。 そんな時に偶然、こんな記事を目にしたので印象に残った。 「台湾の人気アイドル、中国人の顰蹙をかう」 台湾と言えば、アジアでは珍しい「親日家」の多い場所らしい。 台湾に最近開通した新幹線は、入札の結果ではあるが、日本の技術を導入したものらしいし、 日本のアイドル歌手の人気は高く、「花より男子」の台湾リメイクもされ、大人気とか。 その台湾の人気アイドルレイニー・ヤンが、 公の場で「私の前世は、絶対日本人」とか何とか言って、大顰蹙をかったんだそうだ。 またバラエティー番組で抗日戦争の期間を間違ったりして、これもまた「愛国心がない」と、 非難轟々だったらしい。 で、今回、北京で開催された記者会見の時に「私が間違ってました」と謝ったという記事。 ちょっとびっくりしたのが、その問題発言をやった時期。 よくよく記事を読むと、何と4年も前の話なんですね~~~~。 「え~~~。4年も前の失言を、今更、謝罪してるって・・・。」 発言直後の対応の記載がないので、顰蹙をかった直後にコメントしたかどうかは不明だけど、 日本で普通に考えたら、こういう失言をして「謝りたい」と思ってたら、すぐ声明出すなり、 謝罪会見開くなり、ブログやHPで謝罪するなり、何かアクションおこすだろうに・・・・。 それを4年もたって、「くすぶり続けた怒り」に対して謝罪したというのも驚き。 でもって、「怒りが蒸し返され」て、「謝罪の動機が不純」というところに発展するのも驚き。 いくら自身の無知さが招いた騒動とはいえ、謝罪しても顰蹙では、ちょっとかわいそうな気もする。 これは明らかに彼女のプロモーターの対応のまずさなのでは・・・・と、 いらぬおせっかいながら、彼女を擁護する人がいないものかとまで考えてしまった。 日本でもバカ丸出しの芸能人が自分の過去の犯罪を暴露して休職してみたり、 年齢ごまかしてたのがバレて、謝罪したりしてるけど、芸能界に1人くらいは必ず擁護者がいた。 「素直に謝ってるんだから、許してあげよう」的な考えが、批判と共に出ていると思う。 もしかしたら台湾や中国でもそういう擁護論も出ているのかもしれない。 ただ、日本にはそこまでニュースが伝わってないだけかもしれない。 でもCM降板なんかは今でも続いているらしいので、擁護論よりも批判論の方が強いのだろう。 別に日本が好きな彼女だからというわけではないが、自分の失言を反省しつつ、頑張って欲しい。 流れの早い「芸能界」で、4年前の失言なんて、正直、覚えてられないような気もするが・・・。 中国は違うのかな。 それともこういうのが、「愛国心」なのかな。 ・・・・それも何か違うような。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月12日 12時48分50秒
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