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カテゴリ:世の中の出来事
角川マガジンズから発売されている韓国人俳優イ・ビョンホンの写真集で、
両面見開きで印刷された彼の顔が「見づらい」という理由で、苦情や文句?が出版社に、 多数、送られてきているというのが、ニュースになっていた。 「写真集なのに、写真が見づらい」ってどういう事。 で、どんな感じになっているのか確認してみた。(←何気にヒマ人) 確認したら、確かに確かに。 あんなに素敵な人の顔が・・・・・見事にとじしろにくぼんで見えない。 これって校正段階で問題にならなかったのが、不思議。 写真集買う人は、写真見たくて買うのに、その写真が見づらいってどうなの。 7月12日に発売されて、初版4万5000冊はすでに完売らしい。 肝心の出版社の言い訳はというと・・・・。 「カメラマンの『ありのままに伝えたい』というこだわりもあり、 切ったり寄せたりしなかった」と。 これってファンの心理を無視した、勝手なプロ意識なんじゃないかと思う。 そりゃ~、ありのままに伝えたいという「表現者」の意気込みは買うけど。 その結果の成果本がこれじゃ、イ・ビョンホンもびっくりじゃないのかな。 読んだ記事によると、次回の印刷時には「具体的な解決策」がとられるらしい。 でも、最初に買った4万5000人は、どうしたらいいのだろう。 また同じ写真集を買うしかない。 それとも、見づらい写真だけ別途注文でもできるようになる。 ちょっと大げさだけど、耐えない食品メーカーの不祥事と同じ心理で、 作り手側は「モノ作り」を考えているんじゃないだろうか。 賞味期限切れても、知られないから売っちゃった人達は、 「材料の廃棄がもったいない」とか「会社のため」(になってないけど)とかだし、 今回の出版社も「ありのままの」な~んてかっこいい事言ってるけど、 編集コストや手間を浮かしたかっただけなんじゃないの~なんて勘ぐりたくなる。 日本は中国の「不良」製品のニュースを声高に報じて「怖い」と連発するけど、 実は消費者が知らないだけで同じような事をする輩は、結局、どこにでもいたって事だし。 綺麗事かもしれないけど、「モノ作り」は「消費者」への配慮がないとねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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