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カテゴリ:親が子どもの勉強をみるポイント
お子さん自身にマルつけをさせてはいけません!
問題集を解いた際、お子さん自身にマルつけをさせている方がいるかもしれませんが、
お子さん自身にマルつけをさせてはいけません!
最近の生徒さん、マルつけが甘いんですよ。
<間違ったマルつけの例>
・答えが違っているのに〇をする (↑生徒さんは「合っていると思った」とのこと)
・似たような答えは 全部〇 (↑算数・数学で単位書き忘れはマルにはなりません!)
・漢字のトメ、ハネが出来ていなくても〇 (↑形があっていれば〇だと思っている)
<実例>
「残」の漢字、これはマルでしょうか、バツでしょうか?
プロの採点
上の2つはマルですが、下の字だけバツです。
なぜか。
「残」の字のハネがないからです。
マルつけというのは、厳密にやらなくてはなりません。
ただ、これを最初からお子さんに任せてしまうと、この「厳密に採点」がわからないまま、
なんとなく合っているから、とマルをしてしまうのです。
そして、テストのときにバツをつけられて、
「あれ~?問題集のときは出来てたのに。」
いえいえ、問題集を解いていたときから、出来ていなかったのです。
厳密にマルをつけるがわかってくると、お子さん自身がマルつけをしても大丈夫です。
それまでは、マルの基準を理解する上でも、お子さん自身にマルつけをさせてはいけません。
ちょっとしたところで、点差が出ます。
たかがマルつけ、されどマルつけなのです。
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Last updated
2013/06/29 10:53:22 PM
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