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2007年07月15日
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カテゴリ:大人の女性旅

さて、宵山です。

昼間に一度 弟のこどもを連れて鉾を見に。。。

夜になると混雑する場所を昼間に見ておくんです。

甥っ子は4歳になったばかり

浴衣を着込んで、嬉しそうに歩きます。

DSCF2306.JPG


彼らが目指すは、カマキリが見れる「蟷螂山(とうろうやま)」別名「かまきり山」
前掛け、胴掛け、後掛け、見送り、水引きと呼ばれる布は全て人間国宝の
羽田登喜男氏による友禅染。巡行では、かまきりの羽、鎌が動くなどからくりがあって
人気の山です。

DSCF2308.JPG

山の前には、実物大の「かまきり」が展示されていて、ちびっ子達の大人気!

DSCF2311.JPG

足場にも「蟷」の字が描かれており、友禅染めの前掛けも美しいです。。

DSCF2309.JPG

そこから一つ東に移動すると雅やかな町屋が増え、いわゆる西陣室町界隈となる訳です。

その辺りの町屋は 自らの家を「ハレ」にふさわしい、しつらえにしており

中を見えるように表や窓を開放してます。

そういった町屋を覗くと、家宝の屏風、掛け軸、鎧、小袖などが飾ってあるのが

見えます。

思わず道行く人が立ち止まって見ほれてしまうことから、こういった慣わしを

「屏風祭り」と呼ぶそうです。

その名の通り、皆立ち止まり写真を撮るのに必死です。

この町屋では、小袖や屏風と一緒に 奥の中庭を披露。

素敵です。。。

DSCF2312.JPG


こちらの町屋では、奥で茶席を設けてらっしゃいます。但し

ご親戚や知人の方のみ。。頂いてらっしゃる姿を窓から覗いても許されるのは

この時期だけでしょう・・・(う~ん、むなしいけど。。)

DSCF2315.JPG


ここは有名な町屋 『野田家』の入り口です。

各町屋では このように表札ならぬ提灯に名前を入れて掲げています。

DSCF2316.JPG


そんな町屋の合間、合間で、こんな風流な小物やさんが、この時期だけ現れます。

DSCF2317.JPG


DSCF2318.JPG

小さな町屋さんでも こんな風に青竹の美しい家宝屏風を披露されてて。。

なんだか親戚の子どもみたいに、勝手に入って見せてもらいます。

DSCF2319.JPG


昼間の最後は(そろそろ人並みが恐ろしい程に増えてきたので)

菊水鉾。この鉾の稚児人形は、菊の葉からしたたる露を飲んで700歳まで

生きたと言う菊慈童(きくじどう)。巡行では、音頭取と言われる鉾を誘導する人は、

菊の葉型の団扇を持ってます。

人気鉾でもあるので、ほんとに周りに人がスゴイ。

この鉾の粽(ちまき)を購入すると(700円!普通の鉾は500円)

鉾に乗せてもらえるとあって、その列といったら、、


DSCF2325.JPG

ずーっと路地の先まで続いてました。。

DSCF2326.JPG












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最終更新日  2007年07月15日 23時53分05秒



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