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カテゴリ:大人の女性旅
さて、宵山です。 昼間に一度 弟のこどもを連れて鉾を見に。。。 夜になると混雑する場所を昼間に見ておくんです。 甥っ子は4歳になったばかり 浴衣を着込んで、嬉しそうに歩きます。 彼らが目指すは、カマキリが見れる「蟷螂山(とうろうやま)」別名「かまきり山」 前掛け、胴掛け、後掛け、見送り、水引きと呼ばれる布は全て人間国宝の 羽田登喜男氏による友禅染。巡行では、かまきりの羽、鎌が動くなどからくりがあって 人気の山です。 山の前には、実物大の「かまきり」が展示されていて、ちびっ子達の大人気! 足場にも「蟷」の字が描かれており、友禅染めの前掛けも美しいです。。 そこから一つ東に移動すると雅やかな町屋が増え、いわゆる西陣室町界隈となる訳です。 その辺りの町屋は 自らの家を「ハレ」にふさわしい、しつらえにしており 中を見えるように表や窓を開放してます。 そういった町屋を覗くと、家宝の屏風、掛け軸、鎧、小袖などが飾ってあるのが 見えます。 思わず道行く人が立ち止まって見ほれてしまうことから、こういった慣わしを 「屏風祭り」と呼ぶそうです。 その名の通り、皆立ち止まり写真を撮るのに必死です。 この町屋では、小袖や屏風と一緒に 奥の中庭を披露。 素敵です。。。 こちらの町屋では、奥で茶席を設けてらっしゃいます。但し ご親戚や知人の方のみ。。頂いてらっしゃる姿を窓から覗いても許されるのは この時期だけでしょう・・・(う~ん、むなしいけど。。) ここは有名な町屋 『野田家』の入り口です。 各町屋では このように表札ならぬ提灯に名前を入れて掲げています。 そんな町屋の合間、合間で、こんな風流な小物やさんが、この時期だけ現れます。 小さな町屋さんでも こんな風に青竹の美しい家宝屏風を披露されてて。。 なんだか親戚の子どもみたいに、勝手に入って見せてもらいます。 昼間の最後は(そろそろ人並みが恐ろしい程に増えてきたので) 菊水鉾。この鉾の稚児人形は、菊の葉からしたたる露を飲んで700歳まで 生きたと言う菊慈童(きくじどう)。巡行では、音頭取と言われる鉾を誘導する人は、 菊の葉型の団扇を持ってます。 人気鉾でもあるので、ほんとに周りに人がスゴイ。 この鉾の粽(ちまき)を購入すると(700円!普通の鉾は500円) 鉾に乗せてもらえるとあって、その列といったら、、 ずーっと路地の先まで続いてました。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 23時53分05秒
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