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カテゴリ:大人の女性旅
さて。ウィーンからプロペラ機で1時間程のフライトにて
到着するのは、〔アドリア海の真珠〕と言われるクロアチアのリゾート、 そして今回のメインディッシュ!【ドブロブニク】 皆様お待たせいたしましたっ!もったいつけてごめんなさい。 いや、書き始めると、書きたい事が一杯出てきて なかなかたどり着けないの。 ドブロブニク空港は小さいながらもとても清潔感あり 明るい感じ。 すぐ目の前にスルジ山の険しい山肌に迎えられます。 空港出口付近にある両替所でユーロをクーナ(クロアチア通貨)に替え 出たところに待機している空港バスに乗り込む。 行き先は、普通は「旧市街」 でもそれ以外に行くバスもあるので 必ず車掌さんに聞いてから乗った方が良いです。 料金は35クーナ。780円くらいかな。 所要時間は30分弱 料金は、出発前に「集金オジサン」が車内に集金しに来ます。 暫くしてバスの半分くらい埋まると、ゆっくりと出発。 つい20年程前まで、内戦で旧ユーゴから激しい攻撃を受けた 爆撃跡が残る壁がそのままの街並みを、複雑な思いで見る。 海岸への断崖にも、その跡は隠せない。4年もの間続いた戦争です。 更に胸を痛めたのは、穏やかな初老の運転手が、 大きめのカメラケースを閉める時の『バチン!』と言う大きな音に 異様な程、ビクリとした事。 そう、銃声に聞こえなくも、、ないのです。 まだまだ住民の方達の傷は癒えていないはず。 だから、あからさまに物見珍しさだけに、ここを訪れるのではなく 敢えて、必ず、その悲惨さを感じ取って帰りたいと思った。 観光客ではあるが、最低限のマナーとして、リアルなその国を知っておく必要があると思う。 さて、いよいよ旧市街が見えてきた。 この日は辛くも曇り。 それがまたドラマチックに私達の旅を演出してくれました。 薄ぼんやりと見えてきた旧市街。 近づくにつれて、赤い、紅い、アカい、屋根が見えて来た。 それは、私が久しぶりに感じたヨーロッパへの愛慕を 募らせるもの、でした。 曇る視界 煙る街並み 暑い筈なのに、どこか寒さを感じさせるほどに 美しい東ヨーロッパの切ない空気 いよいよ。。。憧れて止まなかったクロアチア、そしてドブロブニクへ ため息ものです。。 ところが・・バスを降りると、 これが、、それまでの想いを一瞬のうちに払拭してしまうような 現実的な観光地光景に変わるんです! バスを降りたか降りないうちから オバちゃん(大阪のノリです。。)達がわらわらと寄ってくる。 「な・・なに?このオバちゃん達。知り合いか?」 そんなわきゃない。 そう、この人達は、 『SOBE』と言われる自分達の貸し部屋を 「いらんかねぇ~!」と売りつけてくるオバちゃん達なのです。 こ、、これがバカに激しい。 地図を指さし、「ここだぎゃよ~!、うちは眺めがいいだぎゃよ~」 (きっと方便だと予測して。。ってどこの方便だっ!!) 「うちのがいいだが~!すぐ近く、そこだぎゃよ~!そこ!」 みたいな・・・ ととにかく、くっついて来て離れない。。。 かき分け、かき分け どうにか道路傍に避難し、 私がメールで予約した『SOBE』のMS.NAVENAに電話する。 そう、「着いたら電話してね、鍵を持ってって案内するから」って 言われてたからね。 無事連絡ついて、とにかく待ち合わせの「ベルタワー」へと向かう。 まずは旧市街への入門 旧市街は、要塞なので城壁に四方八方囲まれているんです。 だからまず、お城の門をくぐるの。。なんてロマンチック♪ ただ、、、ここで既にあまりの観光客の多さに閉口。 なんだこりゃ。。しかもドイツ人、イタリア人、フランス人。 ヨーロッパ人がほとんど。 アジア人はほとんど見ない。(なんだか、ほっ) 門をくぐると直ぐにメインストリートがあり、 街の一番奥まで広がっている。 とにかく、とにかく人があまりに多いのでほんとにびっくり。 ストリートの一番奥まで歩くこと、約10分弱 そこには、朗らかに、にこやかに素敵な黒髪のMS NEVENAが 迎えてくれていた。 握手し、早速アパートまで移動。 ところが。。。この旧市街。全て道路は石畳。 スーツケースやタイヤ付きのバッグの移動はかなり厳しい(汗 ゴロゴロゴロゴロ、、言わせながら しかも坂道っ!(激汗 はーはーぜーぜーいいながら、たどり着いた先はしかし、 あまりに理想的な空間・・・・・だったのです。 続きは次回ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月14日 19時38分15秒
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