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カテゴリ:大人の女性旅
パリには、なぜかしら縁があり 今まで「パリ」に行く機会も2度、 行かなくても「パリ」との距離感を縮める交流があったりした。 父の恩師である画家さんが、 既に80歳を越えていらっしゃるその方が、 昨年 パリのアトリエへ、絵を描きにいらしたとは少し前に聞いていた。 その彼が、パリのポルト(扉)を題材にしたギャラリーを 今日まで開催されてると聞き、母と二人で慌しい中 観にいった。 今までの画風と全く違った、そして とても素敵な作品だと思った パリ4区にあるアトリエ。 その周りに立ち並ぶ建物の扉ばかりを描いていらっしゃった。 様々な色の「扉」 様々な模様の「扉」 様々な設えの「扉」 そして、様々な背景を思わせる「扉」 すごくドラマティックで、見ている方の想像力をかき立てる。 その中で、最も私の視線を引き止めたもの、それは・・・ アトリエの窓から見た、他の家々の窓 扉ではないけれど、外から内へ、内から外へ、流れを起させるものと言う意味では 同じ概念なんでしょう。 窓枠の外だけが真っ白いキャンバスに書かれていて 内側の部屋の様子は一切ない。 それが、とてもドラマティックに仕上げていたのです 思わず 「この洗濯ものは、この家の誰のだろう」 とか 「このベランダから垂れている植物は何だろう」などと、 そこにあたかも誰かが住んでいるかのように、考えてしまう。 そんな一枚でした。 また 来年もパリへ行きたいとおっしゃる。 次回の題材は 何だろう とても楽しみになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月04日 19時34分34秒
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