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カテゴリ:大人の女性旅
もたもたと機内食を食べてる私たち。
そして・・・ 最後のデザート「アップルクーヘン」を少しづつ崩しながら 分厚いプラスチックカップに注がれた、妙に渋い紅茶を飲み 彼女がまた、話し出すのを待ってるわたし。 せっかく関空で買った雑誌も、出発前に厳選して買った 田口ランディの単行本も、まだ一頁も開いていない状態で。。。 事実は小説より奇なり、、と言うではないか この機会を逃してどうする! と思ったわけではないが これは聞いておいた方が良い、と直感的に思ったのだろう。 そのうち、 身の回りの荷物をあーだこーだ整理していた彼女が落ち着いて、 話をしだした。 「好きな人が全くいなかった訳ではないんです」 「でも、何故好きかと考えたら、父に似てるからだと気がついて いつも、何か罪悪感に駆られて 気持ちを抑えちゃうんです 」 「 なるほど。 それはなんとなく、分かる気がする 」 「 そうなると、また父に目がいってしまう 」 「 そっか。。。そうなるよね そりゃ 」 「 普通は、好きな人が出来た時、何故その人が好きかと深く 考えたりします? で、その理由によって、好きになるのを止めたり するものですか? 」 う。。。うーーーーん。 私の場合、好きになってしまったら、なんで好きになったかなんて あんまり考えない。 そんな事考え始めるのは、だいぶ後だし、そもそも、その人と うまくいかなくなってから 考えたりするもんじゃないのだろうか。 最初から そんな事、考えるか?! いや それは私だから? 主観になってはダメだよな、でも 主観でしかモノいえないよな。 私は実際カウンセラーではないし。 「そだなああ。 でも、最初に好きになった原因を考える必要がある?かな。 だって好きって気持ちは本能的なもんであって 理論-リロン-で片付く事じゃないと 私は思うんだけど。 」 「・・・・・・・・・・リヨンって私が行くとこですよね? なるほど。。 」 えと。。。 この変なやりとりの意味分かる人! わかるよなああ。。。 いや、わかんないのは、なんでリヨンで片付くかどうか 私が述べたと、彼女が思ったのか。。。 未だに分かりません。 「えっと、確か貴女がいくのはバルセロナ、だよね。スペインの」 「あ、そうでした!リヨンってスペインじゃないんですか?」 どんどん本題から外れていくので。 おもしろいけどこの辺で説明しておく。 「あのね、私が言ったのは、リヨンじゃなくて、り・ろ・ん ね。」 「あ、、あ~!!」 彼女がほんとに、私が言いたい事を理解したのかは別として どうやら その先に進めそうだ。 ---------今から 出かけるので 続きは後で ----------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月14日 00時11分49秒
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