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カテゴリ:大人の女性旅
気になると、今度は映画の内容が全く頭に入らなくなってくる。
そういうもんだ。 仕方なく、途中で 《一旦停止》 にしたまま ちょっと通路前方を覗いてみる。 するとこっちに彼女が歩いてくるのが見えた。 私のタイミングの良さ話しをすると、 とっても長くなるので、ちょこっとだけ。 タイミングと言うか。 私の周りで起こることは、ほとんどがリンクしているように思う。 例えば、携帯電話がなるタイミング。 しばらく近くに無かった場合、 手にとると、その瞬間に待ってたかのようにメールがやってくる、或いは 電話が鳴る。 この確立は、ほぼ80%くらい。 お客様のパターン。 同じ時期に、同じ苗字のお客様がやたらと増える。 行き先こそ、違えど、同姓同名の方が 同じ月に出発するとなると ややこしくて仕方ない。 あと、 全く関連性の無いお客様なのに、出発日が重なる。 と言うか かならず、同じ日に2組以上のお客さんがいるのがうちのオフィスでは あたりまえのようになってる。 しかも、かならず その日には、女性三人旅が入ってる。 我が社はご存知のように、とても小規模な会社なので 月に手配する客数もたかがしれてる。 その中で出発日が同じくするという確立は、果てしなく「0」に近いはず。 なのに これが 今の所、二ヶ月続いて、ある1日に集中している。 更に驚く話が 行き先が同じになる事まである、と言う事。 一人、パリ行きのお客様が入ってくると、併せたように、 次にまた、その日にパリ行きが入ってくる、と言うように。 そうなると、1組入れば、「あ~、この日に違う人から入るな」 と言う風に勝手に思い込んでしまうわけで。 しかもその通りになるから、もうこれは不思議というよりも 私の中では当たり前のような感覚にさえ、なっている。 さて、 彼女はと言うと、既に隣に落ち着いて座っており 自分も 「最新映画」を見ようとモニターをいじくりだした。 「 大丈夫? なんだか長いお手洗いだったね~ 」 「え? はい。 実はトイレから出たら、右と左、どっちだったか わからなくなって、こっちと反対方向へ、 ずっ--と歩いていってしまってたんです。 で、カーテンがあって、違うなあ ここじゃないなあと思ったんだけど ちょっと覗いてみたくて、覗いたら、すごいカッコいい椅子(座席?)が あって、ふらふら~っと入ってっちゃったんです。 」 「へえええ 。 それで? 」 むちゃくちゃ興味本位で聞いてる私。 映画よりうんと気になる。 「そしたら、飛行機がぐらっとゆれちゃって、座席の方に 倒れこんでしまって・・・ 」 「ほお ほお・・ そいで? 」 「そしたら、そこに、外国人の男の人がいて、その人が ダイジョウブデスカ? って 言ってくれて それから どこに旅行するの?とか、一人なの? とか聞かれて 話してるうちに、英語のレッスンみたいになって。 」 「 へえ。。。 でさ、どこに旅行するっていったの? 」 もしかして・・・・・・と、これも興味本位で聞いてみる。 「え? ちゃんと リヨンって言いましたよ! 」 ・・・・・・やっぱり。。 ちっがーーーーーーーーーーーーーう! あなた。。。 バルセロナでしょうが! ふっ・・まあ もうそれはどうでもいいか。 よし、次! 「 で、その人と英語で会話できたの? 」 「 とっても優しい人で、丁寧に教えてくれたから、結構話せた気が するんです。 以外と私、話せるんだって思いました~! 」 よかった。よかった。。。 ってか、今からヨーロッパ一人旅する人が そんなんで・・いいのか、ほんとに。 「 でさ、その人とどんな話ししたの? 」 「 その人ね、マフィアらしくて、(!) これから、フランスに仕事で 行く、みたいな事、いってましたよ。素敵な人でした 」 ちなみに、後で気になってその席に観にいったんだけど、 どうみても、中国人のビジネスマンにしか見えず、マフィアではない。 彼女は、どうやらマフィアの意味を知らないらしく、 なんかの単語を 「マフィア」 と間違えたみたいなんだけど。 私にはさっぱり解読できなかった。 ----------仕事・・・します。-------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月14日 11時01分05秒
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