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カテゴリ:大人の女性旅
明日から海外旅行なのに、仕事が終わらず
ようやく終わったと思ったら今度は、パッキング。 ふう。。夜10時。母に注いで貰った熱いお茶で仕切りなおして いつもの安物カートバッグにパッキングしかける。 もう何度も 何度も同じ事をしているにも関わらず 着ていくものだけは、旅、その都度、色々考えなきゃいけない。 行き先の気温、気候、日中夜の気温の変化を予測して 詰めるものを考えなくてはならないから。。 今回はチェコのプラハと、そこから40キロ南下したチェスキークルムロフ。 最後はヘルシンキでも1泊する。 およそ北。しかも東ばかり。 湿気は無く、乾燥した。。。 となると、やはり秋モノって事になるな。 それ程分厚くないハーフジャケットを中心に、色々と組み合わせを 考える。 非常用防寒のマフラー兼スカーフを2枚。手袋と帽子も。 ・・・実はこういうのは楽しいんだけど、こう時間が差し迫ってると とても、とても面倒臭いものになる。 しかも頭が仕事のことでパンパンになってる今のワタシの頭では いいアイデアが浮かんでこず、とにかく季節にあったものを どんどんベッドの上に放りだし、適当に選別して、いつものように 端を合わせてピッタリと畳んで100円ショップに売ってる大き目の メッシュバッグにスライドさせるように入れる、と言う慣習となってる作業を するだけで精一杯。 それが終わると下着類を小さな袋に、これもペッたんこに畳んで入れる。 パンツ類は一番下にこれまたペッたんこに畳んで敷く。 最後に四角く、どこにおいても立てられる化粧ポーチとコンタクトレンズポーチ。薬のポーチ。それに気軽に持って歩けるショルダーバッグに袋に入れたパンプスを詰めて、そのまま隙間に入れ込む。 後は、お気に入りのミネラルウォーターと、ペットボトル茶を隙間に 3~4本並べて終了。 これがいつものワタシのパッキング。 図形が得意だった私には、このパッキングパズルは結構楽しかったりするんだけど、やっぱ、いっぱいの頭では苦痛になる。 終わって時計を見るともう12時。 お風呂に入って、いざベッドへ入っても、、、 眠れる訳ないんだよな。・・そんな頭で、、直ぐに。 うとうとするだけ。それも何度も眠りかけてはふと起きる。 しかもそういう状況でも不思議なくらい、 律儀に目覚ましタイマーの10分前に必ずしっかり目覚めるワタシ。 意識しているとそうなるのだろうか。 これも体内時計というものだろうか。 そして、職業病でもあるのだろうか。 とにかく、鳴り出す前の目覚まし時計を止めて、 寝ている息子達の頭をさらっと撫でながら、「じゃ、いってくるね」と 聞こえるような聞こえないような声を掛け 一階に降り、顔を洗い・・・ 水を一杯飲んだ後に、ちょっとだけ化粧をしてみて 「ま、どうせあんまり変わんないし・・」と 鏡に変な言い訳をして 玄関へ向かう。 今更ながら、「どの靴にしようか」と迷う。 決めてた靴が、今の服装と意外に合わない気がしたり・・・ あーなんか こういうのは気にするくせに、すごく面倒。 結局、見た目より長く移動する事に対する機能性を重視し いつものキャンペールの赤の入ったキャメル色の革靴を履く。 こうなると、さ、もう迷わない。 ドアを開けると、いつもより冷たい空気がすぅっと身体の中を通っていって 、そう、今日はいつもと違う、「旅が始まる日」なんだって思わされる。 また、始まります。 ワタシの長い旅エッセイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月24日 00時02分24秒
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