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カテゴリ:大人の女性旅
列の先頭で待たされてた私達は、
やがて、階段通路へと誘導される。 そこからは、、ひたすら前を見て登るのみ! 忘れちゃったけど200段はあっただろうか。 とにかく グルグルとカタツムリの家の中!みたいになってる階段を、 目が廻りそうになりながら、時々息が切れそうになりながら、登る。 たまに 降りてくる人達の足音が聞こえると、ちょっと広めの空間に 非難して 通り過ぎるのを待つ。 これを何度も何度も 何度も!繰り返し、ようやく頂上付近になるころ。 「one more step !」 とか 「Almost!」とか 声を掛けてくれる人が増えてくる。 あーー。。(ハアハア・・・) もうすぐ・・・(ゼイゼイ)・・・なんだ・・(フーツ!) その努力はそのあと、100%、いや それ以上に報われます!! それだけの景観を手に入れる事が出来るから! 360度、プラハの市街を見渡す展望台。 狭くて 寒くて、混んでて、。。。 なのに、この景色を見れば、そんなのは 全部 帳消しに出来る。 どこまでも オレンジ色の屋根瓦。 どこまでも、「ビル」と敬称されない建物郡 どこまでも、若干くすんだ石畳のやさしい色。 どこまでも、中世 そして、 その間を悠々と、余裕の面持ちで流れるブルダヴァ川。 川に架かるいくつもの橋が、その勢いと迫力を やさしく緩和してくれ、 目の前の景観を一つの絵画のごとく、魅せる。 激しく、まだ冷たいプラハの風に、さらされながら 暫く動けなくなったのは、寒さのせいではない。 その景観から、これらを死守したプラハ市民の想いが 間違いなく、私のこころを、捉えて離さなかったから、ではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月03日 12時42分35秒
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