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自分でつくる、女性旅,しましょう・・・

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2008年05月09日
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カテゴリ:大人の女性旅
待ち合わせ場所: プラハの旧市民広場 時計台前 

待ち合わせ時間: 午前8時30分

但し、団体ツアーの待ち合わせではなく、個人的な待ち合わせ

って。。。なんて素敵♪ だと思うのは、私だけ!?


そんな気分で、キャリーバッグの上に乗っかったり、

カメラのアングルを考え、デジカメを構えてみたり、

昨夜、夕食を摂ったカフェレストランのテーブルに椅子が逆さまに

積み上げられてるのを意味無く眺めたりしてると、そこへ

待ち人来る。。。

恋人が来たっ!?てくらいに、すっごくウキウキするんだなー。


そこから、さっき下見したプラハ中央駅まで、最短距離を

自慢気に歩くこと 約10分。

更に中に入って、ここもさっき下見した、

駅構内のドーム型天井になってる場所を案内し、見上げて貰う。


 「ここがスゴイ素敵なんですよ~ ちょっと見上げてみて下さい!」

みたいな。

ビジュアル的にすっごくカッコいい場所にカフェがある。

それもいい。

ヨーロッパの鉄道駅には改札が無いので、そのまま

電光掲示板に表示してある番号(或いはアルファベット)ホームへ向かう。

この番号表示が、超見難い場所にあって、

一々 近くにいかなきゃ見えない。(なんでこんなとこに表記するのか・・)


愚痴る。


やっと見つけて(しかも一番奥だったしっ!)階段を登り(エスカレーターは

ほとんど無いの) ホームへ出る。

が、しかし そこのは乗るはずの列車番号表示が出てない。


が、長距離移動らしき荷物を持った客が、こちらも不安気にホームに

結構立ってる。。から、間違いないな。

何度も確認するも、間違いなく、このホームなんて、そのまま待機。


時間がきても、もちろんこない。

JRでは有り得ない状況だが、

こんなこと、ヨーロッパではよくあるから、慣れてる。慌てない。慌てない。

一休み 一休み・・・

そのために、私は常に、すごく余裕を持ったスケジューリングを

心がけてるから・・ね。

次の列車だってへっちゃらさ。


でも、、この考えは、甘かった。。

実際はここから、かなーりのイレギュラーな旅が

始動する事になるのだものっ・・・・・




10分程遅れ、予定通りの列車がやってきた。

私達は一等車両のコンパートメント。

3人なので、ほぼ貸切状態になる可能性が高い。

が、一人だけヨーロッパ人と思われる男性が端っこに乗ってた。

窓側は私達が陣取り、荷物を棚に上げ、どっちりと座り込む。


ほっと一息。。と、すぐに列車は走りだし、

みるみるうちに街の景色から畑や木々が交互に見える景色に変わっていく。


列車の中ってすごく不思議。

密閉された空間でありながら、窓からの景色が動いているせいか、

固定された建物とは違って開放的な空気がある。


しかも、動いていないのに、活動している感覚がある。

ま、他動的には動いているんだから、この感覚はホントは正しいかもしれないのかな。


だから、と言えるだろうか。

普段話さないような内容も、すらすらと声に変わる。

同行者との会話も、ドンドンと本題から脱線して 思わぬところへ

トリップする。

Trip 中の トリップ。  なんつー楽しさ!!!


そこで。。。車掌さんが、検問にやって来た。

私はすかさず全員分のチケットを渡す。。。と、車掌さん曰く

「一人分は、あるね。あと二人分、指定券はあるけど、乗車券は?!」
(チェコ語と英語のミックス)

私 : 「へっ?! そこに全部あるでしょ?」

「いや、ないよ。乗車券は一人分だぜ」 →といったかは不明。(チェコ語と英語の・・)


私 : 「えぇ?!あっ・・・ほんと・・だ」 (冷汗

    「えーーっと あの、ごめんなさい、列車のチケット出して貰えますか?



乗車券だけ別々に持ってたみたいで・・」

同行人 : 「えーーっ!ホテルにおいてきちゃったよー。この区間は

全部持ってるってことだったし!」


オウゥ・・・・ッ

・・・・・はい。そうです。 確かに私、昨晩そういいました。。(汗

あっりゃぁあああ。確かめてなかった。乗車券だけ別々に持ってた事。。

と言うか、指定券は通常、3人分が一枚になっており、私はすっかり

乗車券も3人分一緒になってると、思い込んでた。。

乗車券だけは、1人に1枚だった・・


うぅ。。。 ってな気分で、薄赤いお髭がキュートな車掌さんを

上目遣いに見つめる。。

「ごめんなさい。ホテルにチケットを置いてきちゃったみたいで、今ここに

無いの・・」(英語)

「なんだか 分かんないけど、今無いみたいだから また後でくっから」
↑多分。(チェコ語とエイゴ)

と、コンパートメントをすたこら出てった。


私 : 「どうじよぉーーーーーっ また後で来るみたいですう・・


無かったら、もう1回払うしかないですよねええ・・ あーーー。

ほんとにゴメンなさい・・」


と自分を蔑む私を気遣って、同行人さんはやさしく

「ううん、一応私も持ってこなきゃいけなかったのよね。ごめんなさい」

と。。。


でも、ほんとにゴメンなさい。。。



数分後、【お約束通り】 きっちり 赤ひげキュート車掌さんが

やって来た。

で、もう1回頑張って 言い訳してみる。

 「あのね、乗車券だけ、プラハのホテルに置いてきちゃったの。

やっぱり、買わなきゃダメ?!」

 
車掌: 「う~ん。 アナタ 買ったんだよね?チケット。 で無くなった?」

私 : 「うっ(ちょっと違うけど)。。ん そうそう!そうなの!」

車掌: 「じゃ、いいや。もう」 

と、さわやかな苦笑いを残して彼は かっちょよくその場を去った。。


やったーー!負けてくれたんだっ。 もういいのねっ!? ホントに

いいのねっ!?


あーーーっ ブラボー!!! と 投げキッスしたいのを抑えて

席に戻る。

で、思う。

とにかく、行きはセーフ。。後は、帰り・・だよな。






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最終更新日  2008年05月09日 20時58分00秒



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