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カテゴリ:大人の女性旅
クルムロフ城へ入る為に渡る橋の下には
ある動物が飼われている。 この城の守り神だそうだが・・・まるで動物園に来たと思わせるのは・・ それが 「熊ちゃん」だから・・ そう、でっかい熊が のそのそ ごそごそ もりもり(ぱくぱく!?) 動いている。。。 橋が結構高い位置にあるので、危険は感じないが(当たり前だっ) それでも 相当なデカサだという事は分かる。 そういえば。。子どもの頃に行った、ジャングル風呂には、 こんなシチュエーションでワニが飼われてたっけな。。 城に入ると 驚くのが建物の装飾。 ゴシックでは見たことない。 装飾はなんと、全て絵画。 窓枠から、柱、蔦や彫刻など。全て立体的に描かれてるだけ。 しかも良く見ると「あれ?」ってくらいに、陰影が上手く 表現されてる。 いやあ。。なんで、描いたんだろ。 ってか、描こうと思ったんだろう。。と思うけど・・・ お城の中には、またもや日本人。。 に加えて 韓国人や中国人グループも負けじと、次々やってくる。 そして、そこはやはり、、、ディズニーシー化(シーなのね)してしまう・・(う~ん) 何故か、そういうタイミングに、もったいない気がするのは、、私だけ? だろうか。 お城の反対側に出ると、とても広大な庭が見えてくる。 この庭がまた、、、素敵。 木々や植物の配置がとても、美しいから。 に加えて、今の時期が余計に素敵に思わせるのだろう。 まだ生えたばかりの初々しい新芽が、 冬の間 弱弱しかっただろう木々の枝の間から頭をのぞかせ、 こんなにも力強く魅せる。 そしてそんな木々が連なった小道は、 何度も私に、ファインダーを覗かせる。 そして、そういったものが効果的なんだろうか。 歩き出すと、なにやら自然と、仕事や人生や、恋愛の話しが つい、普段より哲学的なものになったりする。 ゆっくり ゆっくり 木々の間を歩き、 時折、少し肌寒い風に、キュっと身を縮めさせながらも、 頭の中は、センチメンタルに傾いたり、エモーショナルな一節を 思い浮かべ、それを会話に含ませたりなんかして愉しんだりもする。 これは。 旅してるから、 そんな風に過ごせるに違いない。 思いを寄せる対象から 物理的にも心理的にも距離をおいた状態でだけ 味わえるメランコリックな空間に、いるから。 そういった、旅しないと、味わえない何かとか、感じとか・・ 見つけるのも 私の仕事・・・ なんじゃないかと、最近になって思うんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月14日 12時31分42秒
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