457377 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Precious Precious

Precious Precious

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.11.01
XML
カテゴリ:紅茶を愉しむ
 今日は紅茶の日。昨年までその存在を全く知らずに過ごしていました。由来は日本人で初めて紅茶を口にしたとされる大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)にあるということにとても驚きました。なぜならば彼のことを知ったときにものすごく衝撃を受けて、本を読みあさったり映画を見に行ったりしていたからです。

 遡ること10年以上前、高校の倫理の授業で、伊勢から江戸に向かう船が漂流してカムチャツカにたどりついてしまった船の話を聞きました。その船長が光太夫です。当時は鎖国まっただ中の江戸時代、船員が病気で次々命を落としたり、ロシアに帰化したりする中、帰国を請願するべく都サンクトペテルブルクにおよそ10年かけてたどり着き、女帝エカテリーナ2世に拝謁して帰国が叶ったのです。10何人の船乗りのうち、帰国できたのは光太夫ともう1人だけでした(北海道で命を落とした人も)。井上靖の原作は当時の自分には難しく、タイムリーに緒形拳演じる「おろしや国酔夢譚」を、映画嫌いの私が2度も見に行きました。だから、彼に関することは私が興味を持っていることの1つなのです(あとは、源義経近辺とか、清朝、明治以降の皇室の本が多い。めちゃ偏り)
 これが紅茶に関連していたなんて、本を読み落としていたのか、本当に驚きました。特別なことは何もしませんが、ちょっと思いを馳せてお茶を飲んでいます。(でもロシアンティーじゃなくてなぜかアッサムミルクティー。)

 授業のネタに「今日は何の日」カレンダーをよく使います。ちなみに、一昨日10月30日は「たまごかけごはんの日」だそうです(爆)

105005009_p.jpgおろしや国酔夢譚 著 井上靖

s879.gif大黒屋光太夫 帝政ロシア漂流の物語  著 山下恒夫







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.11.01 01:36:24
[紅茶を愉しむ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X