Precious Precious

　大粒のぶどうが安く売られていたのでいくつか紅茶に回して「シェルパティー」を作りました。日本紅茶協会監修の本「紅茶をもっと楽しむ12ヶ月」の8月に作り方が書いてあります。
　ぶどうを適当に（今回は4粒使用）つぶしながらポットにいれ、ディンブラと一緒に蒸らしました。カップには別に半割したぶどうとロゼワインを少し入れておき、できた紅茶を注ぎます。ワインの香りが豊かですが口にするとぶどうの甘みと紅茶の味がしっかり感じられてとてもおいしいです。
　名前の由来はヒマラヤのシェルパと呼ばれる登山ガイドが、山道に自生している野ぶどうを紅茶に入れて飲んだことからだそうで、日東紅茶の粉末紅茶でも同じ名前のものが出ています。
　フルーツを紅茶に使う場合は潰して茶葉と一緒にポットにいれて蒸らすとおいしくできます。もっとアレンジティーをたくさん作ってみたいところですが、地元で手に入らない＆買ってもたぶん使い切らないリキュールなどを使うものには手が出ず…ものすごくラクチンにできるものならものぐさな自分でもその気になるので。
　成美堂出版の「紅茶の事典」（だいぶ昔に買った本です）には、これのアイスティーバージョンが載っています。たしかにおいしそう。